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2017年 09月 04日

masaさんのMemorial Day

アメリカで「Memorial Day」と言うと一般的には「戦没者追悼記念日」のことを言うらしいけれど、勿論ここで言う「Memorial Day」とはそんな意味ではなく、とても喜ばしい「記念日」のこと。
masaさんのMemorial Day_d0075843_19384029.jpg
朝靄に包まれたお気に入りポイントは、期待はずれに終わった。
一足先に見切りをつけたYunさんと別れ、masaさんと二人の彷徨が始まる。
masaさんのMemorial Day_d0075843_19384851.jpg
多少の濁りがあり水位は高目ではあるものの、9月に入り水温は申し分ないレベルまで下がっている。
masaさんの提案で訪れた3ヶ所目のポイントは、踏み跡の少ない辛い藪コギを強いられた。
やっとの思いでポイントにたどり着くも、水位が高くて望んだ場所には立てない。
折角ここまで来たのだからと、いつもは引き返してしまう場所から更に釣り下ってみる。
3度バイトがあったけれど、どれも小さな魚ばかりで引き寄せる前に外れてしまった。
でも、バイトがあった辺りまで下ってみると水深があり岩盤がスリットを形成している。
masaさんのMemorial Day_d0075843_19390292.jpg
更に下ってみると、水深はあるけれど流速は落ち魚からの反応も無くなった。
ダメだ、と思って振り返るとmasaさんのロッドが大きく撓っている。
魚は岩盤付近でバイトしたらしい。
ジャンプはしないものの、潜っては水面で暴れるを何度も繰り返している。
masaさんがセルフランディングしたネットの中には、見事LLサイズのレインボーが収まっていた。
意外な事に、masaさんにとって北の本流で初のLLサイズだと言う。
どうりでいつもとは喜び方が違うはずだ。
「辛い藪コギだったけれどmasaさんのポイント選択が見事的中しましたね」と握手を交わす。
masaさんのMemorial Day_d0075843_19393304.jpg
僕はといえば、バイトを何度か味わうだけで、魚が小さいせいか上手くフッキングしないことが続いていた。
何とか1匹と思う僕は、ビッグサイズは望めないけれど最近反応の良かったポイントへ移動することを提案してみた。
masaさんは下へ僕は上へと二手に分かれた。
直ぐに反応があった。
masaさんのMemorial Day_d0075843_19394278.jpg
小さいけれど反応が続く。
せめて30UPをと思いキャストを続けた。
4度目のバイトは確実に手ごたえを感じる気持ちの良いものだった。
近寄っては走るを何度か繰り返し大いに楽しませてくれたのは、Mサイズ半ばのパワフルなレインボーだった。
masaさんのMemorial Day_d0075843_19403841.jpg
LLとは比ぶべくもないけれど、久しぶりに味わうスリリングなやり取りは、僕を十分満足させてくれるものだった。
2人でずい分歩いた1日だった。
でも、お互いに納得のいく良い釣りが出来たと思う。
少し早めに夜の部の準備に取り掛かった。



アルピーヌ・GT40・P4・シャパラル・マートラ・ヨーロッパ・カレラ6・・・・ああいいなぁ





# by abu-z4 | 2017-09-04 21:04 | 釣り | Comments(8)
2017年 08月 17日

夏休み

ここ数年、夏休みは十勝川で過ごすことが多かった。
そして去年もそうだった。
あんな酷い災害がやってくるとも知らず・・・・・
夏休み_d0075843_19335029.jpg
休みの最後を北の本流で過ごすため、14日の夜に出発した。
15日は終日釣りを楽しみ、16日は午前中で切り上げよう。
andieloopさんからの事前情報では、シトシトと雨が降り続けているらしい。
でも、次の土曜が仕事で川に行けない僕には迷いはなかった。
夏休み_d0075843_19334388.jpg
少し仮眠をとってから川に立つつもりだったけれど、興奮していたのか寝付けないまま空が白み始めた。
想像通り濁りはあるが、諦めるほどではない。
最近のお気に入りポイントを2度丁寧に流した。
2度のコンタクトらしきものを感じただけで、そろそろ別のポイントへ移動を考え始めた頃Kさんが合流。
仲間がいるのはやっぱりイイ。
元気を取り戻し、3度目を流してみた。
夏休み_d0075843_19332646.jpg
最近お気に入りは、13gのピンクのスプーン。
これだと何とか対岸近くまでキャストが出来る。
7gのようなヒラヒラ感がないので(多分そうだと思う)、時々軽いシェイクを入れながらスイングさせた。
逆引き状態でこれをやっていると根掛かりが頻繁に起きるので、そこからは早めのストップ&ゴー。
まさかここで来るとは思わなかった。
夏休み_d0075843_19333562.jpg
簡単に寄ってくると思いきや、そこから何度もラインが引き出される度5000Cのジジジジジーという気持ちの良い音を聴くことができた。
Kさんがランディングをしてくれたお陰で、ヒヤヒヤする事もなくネットに収まった。
レッドバンドの薄い、体高豊かなシルバー系のMサイズレインボー。
嫌な予感がしていたけれど「諦めずに何度も流して良かった」と胸をなでおろす。
これもKさんが合流してくれたお陰だと思う。
夏休み_d0075843_19335827.jpg
初日はそれだけだった。
日帰りのKさんとはお別れし、16日も昨日と同じポイントに入ろうと思ったけれど既に1台の車が止まっている。
あまりの疲れに少々起きるのが遅かったらしい。
諦めて、あまり人気のない馴染みのポイントで残りの時間を過ごすことにした。
夏休み_d0075843_19340956.jpg
散々ウグイ攻めにあった後、ようやく顔を見せてくれたSにも満たないレインボー。
それでも「ここにまだレインボーが居てくれたんだ」と素直に嬉しい。
今回の釣行を締めくくる最後の瀬。
グググゥン、ちょっと重たいだけの嫌な予感。
やっぱりそうだよね。
夏休み_d0075843_19341916.jpg
帰り道、窓を全開にして残り少ない夏の風を楽しみながらドライブする。
最初は便利なだけでつまらない車だと思っていたけれど、車検から戻ってきたばかりの2008年製の320ツーリングは、今となっては釣りに欠かせないアイテムとなっている。
多少気になるところはあるものの、エンジンはすこぶる調子が良い。
これからも元気に走り続けて欲しい。
もう一往復行けるんじゃないだろうか?






# by abu-z4 | 2017-08-17 21:03 | 釣り | Comments(10)
2017年 08月 07日

オホーツク本流 打つ手なし

Yunさんmasaさんと伴に、オホーツクの本流へ向かった。
事前の情報では、なかなか良いらしい。
水位が低いのが気になるけれど・・・・・
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魚からのコンタクトは、時々ある。
フッキングに至らないのは、多分小さいからなのだろう。
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スプーン・スピナー・ミノー手を変え品を変え、考えうる限りを試してみた。
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時間の経過と伴に、不吉な予感が頭をよぎる。
オホーツク本流 打つ手なし_d0075843_22281533.jpg
その間、フライの2人はグッドサイズや数釣りで楽しんでいる。
オホーツク本流 打つ手なし_d0075843_22283067.jpg
いよいよ僕の打つ手は無くなってきた。
最後のポイントで待望のバイト。
このチャンスを逃してなるものかと渾身の力でフッキングを試みる。
SSサイズが宙を舞う。
それはジャンプなどではなく、鬼アワセのパワーに負けて魚が飛んできただけだった。


蒸し暑い日が続きますね。
涼しさをお届けします。



# by abu-z4 | 2017-08-07 22:49 | 釣り | Comments(6)
2017年 07月 23日

初めてのサホロ湖

週末の天気予報では、どこも荒れ模様のようだ。
それならば、先日仙台の友人が大いに楽しんだサホロ湖はどうなんだろう。
Yunさんと伴に、足を運んでみることにした。
初めてのサホロ湖_d0075843_20132349.jpg
初めて見るサホロ湖は、思ったよりも小さい。
ジトッと肌にまとわり付くような湿った空気だけれど、雨の心配は当分なさそうだ。
しかし、期待したような魚からの反応は無い。
初めてのサホロ湖_d0075843_20130690.jpg
ようやく姿を現したのは、ホウライ鱒。
やっとの一匹にホッと胸を撫で下ろす。
でも、何か足りないなぁ、何か忘れてきたんじゃない。
初めてのサホロ湖_d0075843_20125353.jpg
空一面覆いつくしていた雲は徐々に消え、夏らしい青空が顔を覗かす。
徐々に気温は上がり、あまりの暑さに集中力は途切れがち。
ディープウェーディングをしなくても、インレットの冷たい流の中で立ちヒザでキャスティング。
気持ちイイー。
初めてのサホロ湖_d0075843_20134277.jpg
次に顔を見せてくれたのは、ホウライよりも小振りだけれど綺麗なレインボー。
ジャンプも披露してくれたし、やっぱりレインボーはいいなぁ。
違いは、斑点の有無だけなのかな?
何となくレインボーのほうが美肌のような気がする。
初めてのサホロ湖_d0075843_20135205.jpg
ランチタイムで暫し休憩。
せっかくここまで来たのだからと、屈足の「たこや」へ、そして夕飯は「韋駄天」へ行こうということに・・・・
ダメだとは聞いていても、十勝川の状況は気になる。
この眼で確かめたくてちょっと寄り道・・・・・・・納得しました。
初めてのサホロ湖_d0075843_20135861.jpg
午後からは、小雨のパラつく6時ごろまでキャストを続けた。
ホウライとチビアメマスが顔を見せてくれた。
仙台の友人が訪れた時とは状況が違ったようだけれど、止水の苦手な僕にとっては悪くない、いや、良い結果だったと思う。
また訪れることはあるのだろうか?
たこや・韋駄天・みしな、ちょっと足を延ばして平和園・インディアンの何れかとのセットならばそれもありかな。


今のアイドルは全く知らないけれど、僕の少年期のアイドルNo.1。




# by abu-z4 | 2017-07-23 22:11 | 釣り | Comments(6)
2017年 07月 17日

真夏の尻別川

連日の猛暑に日曜夕方からの用もあり、3連休は初日だけsugiさんと伴に尻別川へ行く事にした。
sugiさんは夏の尻別川本流は初めてとのこと。
僕が案内するお気に入りポイントを気に入ってくれるだろうか。
真夏の尻別川_d0075843_17282519.jpg
僕は相変わらずフッキングが甘い。
反応はそこそこ得られるものの、30㎝に満たないSSサイズが数匹相手をしてくれただけで第3セクションまでを終了してしまった。

真夏の尻別川_d0075843_17284026.jpg
放水口から長く続くランへ移動した。
根掛かりとは明らかに違うけれど、躍動感に乏しいバイトの主はSサイズのアメマス。
同じような事を何度か繰り返しても、レインボーが姿を見せる事はなかった。
ランチタイムを向かえる頃には、気温はグングン上昇し木陰で暫し休憩。
次のポイント選びに思案をめぐらす。
真夏の尻別川_d0075843_17285000.jpg
悩んだ挙句選んだポイントは、朝一番に訪れた場所。
それまで思うような反応を得られていなかったsugiさんに、もう一度試してもらいたい。
2人伴に何ら反応を得られないまま第1セクションが終了した。
第2セクションも終わりに近づいた時には、半ば諦めの空気も漂っていたと思う。
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そんな中、sugiさんのロッドから伸びるラインの先で、何度もジャンプを繰り返す魚の姿が見える。
思わず僕は「ヤッター」と叫ぶ。
待ちに待ったこの瞬間。
SSのみに終わっていたこの日、唯一のSサイズ。
連日の猛暑が続く水温は20℃、条件はかなり厳しい一日だったと思う。
僕たちが素直に喜べる価値ある一匹だった。
真夏の尻別川_d0075843_17293672.jpg
第3セクションが終了し車に戻る頃には、体中ベタベタ足もパンパンの状態。
にもかかわらず、疲労感はとても気持ちの良いものだった。


帰路は、sugiさんのランドローバー ディフェンダー110のステアリングを握らせてもらった。
最初はギクシャクした各操作も、徐々に自然な動きへと変化していく。
それはまるで体の一部として同化していくかのように。
そして中山峠の登りを力強く駆け上がっていく・・・・・・




# by abu-z4 | 2017-07-17 20:19 | 釣り | Comments(4)