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2008年 04月 06日

冬のち春

土曜の未明、雨がみぞれに変わり始めたとき、僕たちは札幌を出発した。
峠を越える頃にはみぞれが雪へと変わり、すっかり雪解けがすすんだ道路に再び降り積もる雪は、まるでこれから冬本番を迎えるような吹雪へと変わっていった。
やがて、いつもの本流付近を通過する頃には雪は止み、荒れた海を横目に見ながら目的地の後志利別川に到着してみると、風は強いものの時折陽が差す曇り空は、道南の春を感じさせてくれる。
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土手に止めた車から川を見下ろすと、時折ボイルが確認できる。
今日こそは、利別川のアメマスに出合うことができるのだろうか。
おそらくアメマスはサケ稚魚を追い回してボイルしているのだろうから、僕は迷わず小さめのミノーをチョイスしキャストを開始した。
表層直下をゆっくりとリトリーブしたり、小刻みにアクションを入れたり、キャストした後流れにまかせてスイングさせたり、いろいろと試してみたが一向に反応が無い。
ああ、今日も利別川のアメマスには出合えないのか。
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いつもの本流では、スピナーでもアメマスは反応してくれる。
僕は、いつも本流でやっているように、スピナーをダウンクロスにキャストし、ブレードが回転し始めるのを確認したらリトリーブストップし、少しステイさせた後ゆっくりと少しだけリトリーブするという繰り返しを試してみることにした。
完全にスピナーが僕の立つ下流に流れ、逆引き状態になった。
グゥンと押さえつけられるような力強い魚からの反応。
反射的に僕がロッドを立てたのと同時に、シルバーに輝く大きな魚体が水面から全身を露わにしジャンプした。
何てことだ。
それは60オーバーのサクラマスだった。
鱗が剥がれないように慎重に引き寄せ、リリースした。
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楽しくないと言えば嘘になるけれど、僕は一度も利別川でアメマスを釣ったことが無いのだ。
落胆の方が大きかった。
きっと、今年ここへ来るのは最後になるだろう。
僕は諦めずキャストを続けた。
でも、結局その後は何の反応も得られないまま終わってしまった。
いつの日にか、今回友人が釣ったような、利別川ならではの丸々と太ったアメマスに出会ってみたいと思うのだった。
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by abu-z4 | 2008-04-06 17:27 | 釣り


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