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2015年 09月 28日

あと2cm

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こんなタイトルは付けたくないのだけれど・・・・・・
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土日は1年半ぶりとなる北の本流へ、、車中泊を決め込み出かけた。
最初に入ったお気に入りのポイントは、水位が低いとはいえ岩盤のスリットには砂利や砂が埋まり、明らかに浅くなっていた。
最後のセクションでやっと掛けたLサイズは、2度目のジャンプで敢え無くフックアウト。
厳しい釣りの始まりだった。
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ポイントを移動して彷徨うけれど、先行者がいたり水位が低すぎて釣りにならなかったり・・・・・・
そろそろお昼時というときに、偶然友人の車を発見し同行させてもらう事にした。
初めてのポイントを案内してもらう。
あっさりと友人はMサイズ・Lサイズとたて続けにレインボーを釣ってしまった。
僕はというとショートバイトを何度か感じた後、1匹のアメマスに出会うのがやっとだった。
でも、友人と会わなければ何も釣れなかったんだろうなぁ。
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その後も日没まで友人の後をついてポイントを移動したけれど、僕には何も起こらなかった。
こんな事もあると予想していたとはいえ、心身ともに疲れる初日だった。
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夜、北の本流に来ていた仲間4人が集まり、アルコールも入りリラックスした時間は、疲れた体を十分に癒してくれた。
「1日1匹」とつぶやいてみる。
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翌日、4:30に車の窓をノックする音で目覚める。
昨晩決めた目的のポイントへ4人揃って向かった。
それぞれが準備をしている最中、僕が何気なく吐いた言葉「60歳になったから60cmが釣れるといいなぁ」。
こんなこと言わなければよかった。
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ここを案内してくれたのは初日とは別の友人
メソッドは教えてもらったけれど、まずは彼の流し方を観察する。
かなり送り込んでる印象だ。
前日お気に入りの7gスプーンを全部ロストしてしまった僕は、10gでいきなり沈めるのではなく5gで送り込むことに決めた。
そして前日のブレイクはドラグの調整が緩かったと考え、今日はかなりキツ目にした。
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ルアーは、教わった場所に着水し教わった場所に沈みこんで行った。
グググン、思い切りロッドを合わせた。
一瞬水面を割って姿を現した魚体は、全体的にシルバーに見えた。
きつめに調整したドラグは、大きな走りを許さないけれどフッキングは確実だと思った。
後はフックとラインとロッドを信じて、時折ジジジィと短いドラグ音を聴きながら慎重に引き寄せるだけだ。
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友人がランディングしてくれたネットには、レッドバンドとレッドチークが鮮やかなレインボーが納まっていた。
滅多にサイズを測ることはないのだけれど、もしかしたらと思いスケールを当ててみる。
思わず「あと2cm」、また余計な事を言ってしまった。
仲間からは、祝福と同時に「これで今回のブログタイトルは決まったね」と言われてしまった。
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僕は「1日1匹」にしようと思っていたのだけれど、みんなに従うことにした。
初日の1匹も2日目の1匹も、彼等がいなければ釣れなかったのだから。
最近は、タイトルが「抜け駆け」だの「独り占め」だの、イメージが「嫌なやつ」になるんじゃないかとちょっと心配している。
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今回使用したABU ambassadeur 5000C は、先輩のNAKAさんから頂いた物。
仲間の助けもあり、やっと5000Cに相応しい魚を釣る事ができました。
この釣果を、NAKAさんに捧げたいと思います。
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# by abu-z4 | 2015-09-28 22:32 | 釣り | Comments(8)
2015年 09月 17日

Unbelievable

会社から有給休暇消化を勧められ、水・木曜の休暇が突然決まった。
勿論、1日ぐらいはフィールドへ足を運びたい。
LLサイズを「横取り?」に、北の本流も考えてはみたけれど、Yunさんに相談すると「濁りも水位も状況は厳しいだろう」とのこと。
性悪な僕でもLLサイズを釣るような技量は持ち合わせていないので、今回は北を諦め十勝川へ再び「独り占め」に向かった。
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勝手気ままな一人釣行、急ぐ事もないので今回も一般道を走った。
日勝峠の頂上は3℃到着した最初のポイントは7℃と、かなりの冷え込みだ。
きっと水温も下がり、コンディションは良いんじゃないかと期待感は高まる。
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しかし、信じられないと言うか不思議な事もあるもので、最初に入った合流ポイントでは、上流側の岩盤・砂利浜・正面岩盤・合流正面の4つのセクション全て1匹だけしかレインボーは姿を現さない。
しかも、バイトはその一回のみでサイズはXSとSばかり。
続いて入ったYunさんポイントも、上・下2つのセクションでそれぞれ1バイト1フィッシュのSサイズ。
更にアミーゴポイントでも、上流の瀬・倒木中州・アミーゴ3つのセクションで同じ事が起こってしまった。
ただ、芽室市街近郊のポイントでは、1バイトはあったもののフッキングは出来なかった。
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体力と時間の許す限り何度も流してみたけれど、結果は同じ。
最近は、少し分かったような気になっていたけれど、そう甘くはないようだ。
1匹だけしかいない、なんてことはありえないし・・・・・・・
ハイシーズンを前に、タックルもメソッドも迷ってしまいそうだ。
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とはいえ、楽しくなかったのか?と問われれば、決してそういうわけではない。
たとえ1匹だけでも、何度も何度も流して出会えた1匹。
バイトの瞬間は、サイズに関わらず興奮する。
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休まずキャストを続けたせいか、左脇腹が痛い。
無理せずゆっくり帰ろう。
日勝峠で道路工事のため手旗信号を待っている間、次にこの大地を訪れるのはいつになるのだろう、とぼんやり考えてしまった。
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# by abu-z4 | 2015-09-17 11:06 | 釣り | Comments(2)
2015年 09月 14日

ひとりじめ

初日はYunさんポイントに始まり、andieloopさんポイント、芽室市街地付近、最後にアミーゴポイントと、何処も釣り人は僕一人だった。
だから今回のタイトルは、moolyさんが提供してくださった「独り占め(ひとりじめ)」。
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峠の雨が嘘のように、十勝は夜明けを迎えた。
友人達は皆、北の本流へ向かった。
今日は一人十勝川車中泊、のんびり行こう。
はっきりとした理由は無いけれど、いつもとは違うポイントから始めたい。
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僕にとって初めてのイトウは、意外なところで出会う事になった。
僕が釣れるのだから、既に十勝川では珍しい存在ではないのかもしれない。
とにかく重かった。
AngloのParagonPRB743Hは、リールのドラグ調整がきつかったせいもあり本当に折れるかと思った。
レインボーで言えばLサイズだけれど、イトウだと小さめのMといったところだろうか。
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僕も疲れたけれど、イトウはもっと疲れたのだろう。
5分ほど支えていたら、やっと流れに戻ってくれた。
嬉しかった。
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だけど直ぐに欲が出てしまう、「あれがレインボーだったらなぁ」。
欲張りの僕を慰めてくれたのは、Mサイズのレインボーだった。
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その後も数匹のSサイズレインボーが顔を見せてくれた。
やり残した事はあるけれど、2日目は会社の元同僚と合流する予定だからそれは明日にしよう。
ちょっと疲れ過ぎてしまった。
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合流した2日目、昨日最後に入ったポイントへ向かった。
Sサイズ、Mサイズのレインボーが、ポツポツ姿を見せる。
水位が低い時でなければ試せない、昨日やり残した事を試してみる。
あああぁー・・・・・・
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もっとイトウと出会えた事を喜ばなければいけないのかもしれない。
でも、やはり僕はレインボーが好きだ。
あのスピード感のある走りが好きだ。
ハラハラさせる、ダイナミックなジャンプが好きだ。
見事なプロポーションと美しさが好きだ。
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僕が最も印象に残ったのは、初日芽室市街地付近で感じた力強いバイトのフッキングに失敗した事と、2日目に試したメソッドでようやく掛けたLサイズを、1度の大ジャンプで逃げられてしまったことだった。
僕は更に十勝川にハマッていくのだろうか。
それとも気分一新、北の本流へ向かうべきなのだろうか。
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# by abu-z4 | 2015-09-14 20:39 | 釣り | Comments(11)
2015年 09月 06日

抜け駆け?

夜になってまた降り出した雨は、微かな望みを抱いた十勝川も諦めさせることになった。
金曜の夜に仲間と相談し、土曜の釣りは中止に決まった。
我が家の土曜日の朝のタイムスケジュールは、平日と同じと決まっている。
というか、決められている。
中止が決まった朝も、いつも通り6:30に起床した。
寝ぼけ眼のまま、何気なく携帯で十勝川の水位を見てみた。
「オオッ、まだ少し水位は高いけれど何とかなりそうだ」早速仲間にメールを送信して待ったけれど・・・・・・
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ゆっくり一般道を走り、11時に到着した。
6時間以上はできる。
コンビニで軽い昼食を済ませ川に入った。
確かに濁ってはいるけれど、この程度なら何度か経験はあるし水位も心配するようなレベルではない。
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いつものポイントでいつものパターン、直ぐに反応がある。
やはりいつものように派手なジャンプを繰り返すMサイズ。
考えの甘い僕は「今日はイイかも?」などと思ってしまう。
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3キャスト1ステップダウン、丁寧にしつこいほどキャストし続けた。
しかも、それを2ラウンド。
結局その後1度だけバイトを感じたものの、後は何も起こらず終わった。
まだ3時、もう一箇所くらいは行ってみたい。
友人からのメールを参考に、アミーゴポイントへ移動することにした。
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急にに辺りが暗くなり、雨の予感。
急がなくちゃ。
苦手なアミーゴをじっくりと試してみたい。
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心配した雨は、雨具の必要が無いほどのパラパラ程度で過ぎ去った。
急遽駆けつけた友人が合流した頃には、秋らしい風が木々を揺らし青空も顔をのぞかせる。
でも、何故か水温は高く20℃以上はありそうだ。
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アミーゴでも3キャスト1ステップダウンのテンポで釣り下る。
魚が小さいのか、それとも枯葉でも当たっているのだろうか、明確なバイトは感じられないまま1ラウンドが終了した。
いつもだったらここで諦めてしまうのだけれど、1ポイント一匹が最近の僕の目標、2ラウンド目に入ることにした。
今度は10gから13gのスプーンに変更し、より深く対岸側を底を這うように流してみた。
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なんとか出会えた1匹はアミーゴサイズではなかったけれど、やっとMサイズに届くこれまた派手なジャンプを繰り返す元気なレインボー。
これでも僕がここで出会えた過去最大のサイズ、十分に満足。
アミーゴサイズに出会うことを、今後の目標にしたいと思う。
山に陽が落ち、今日の釣りの終わりを告げる。
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結果的には「抜け駆け」のようなかたちになってしまったけれど、仲間の皆には許して欲しい。
どうしても行きたくなってしまった。

昼は軽めに済ませたから、夕飯は「みしな」で「ヒレカツスパ」を食べる事にしよう。
そして夜のワインディングロードを楽しみながら帰ろう。
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# by abu-z4 | 2015-09-06 16:37 | 釣り | Comments(8)
2015年 08月 31日

知床そして湧別川

僕自身、今回が最後と決めて臨んだ知床への釣り旅は、予定通りにはいかなかったにもかかわらず、参加した全員が終始笑顔の絶えない楽しい旅となった。
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夜明け前は、まだ8月だというのに寒さに震えた。
ゆっくりと知床の自然に包まれながらロッドを振ることは出来なかった。
少しだけ時期が遅すぎたのか、フレッシュなカラフトマスに出会うことができなかった。
思い通りに行かないことが数々あった。
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だけどそれらは、それほど大きな問題ではなかった。
予想外の事が起きたって、楽しく過ごす術を僕たちは持ち合わせていた。
みんな、問題を貴重な体験と捉える心の余裕も持ち合わせている。
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国後島の真上の満月がを照らす海原は、「美しい」の一言に尽きる。
予定した場所とは少々違っても、ここは非日常の世界。
美味しい夕食とアルコールは、時間を忘れ会話を弾ませる。
僕は全員の笑顔を思い出す事が出来る。
僕が知床への旅で一番楽しみにしていたのは、こんな時間なのだと思う。
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少し寄り道をして帰った。
湧別川に寄ってみた。
サイズは小さかったけれど、レインボーが数匹顔を見せてくれた。
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こうして僕の知床への最後の旅は終わった。
世界自然遺産である知床が、あの圧倒される自然の姿を残し続けて欲しいと願っている。
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# by abu-z4 | 2015-08-31 21:17 | 釣り | Comments(14)
2015年 08月 23日

諦めないことは大切だけど、時には・・・・・・

何度テレメーターを確認してみても、北の本流も十勝も状況は悪いまま。
オホーツク海へカラフトという手もあるけれど、あまり良い情報は聞こえてこないし、次週は知床への旅が待っている。
友人と相談の上残った選択肢は、2週続けての尻別川。
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空高く帯状に伸びたウロコ雲は、夏がもうじき終わる事を告げている。
そして変わりやすい天気をも意味している。
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先週に比べ濁りの少ない川の流れに、期待感は高まる。
しかし、期待に反して最初のポイントで反応してくるのは全てウグイ。
いったいどれだけの数のウグイが溜まっているのだろう。
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早々に見切りをつけ、瀬から続くやや流れの速い100mほどのランに移動した。
開始直後にあった反応は、次から次へと下ってくるカヌーやカヤックの数が増すごとに減って行き、とうとう無反応になってしまった。
こればかりはしょうがない、移動するのが賢明なようだ。
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朝1番には先行者がいて諦めたポイントを覗いてみると、無人状態。
これは良いタイミングということなのか、それとも状況が悪く移動してしまったのか、はたまた多くの釣り人が楽しみ尽くした後なのか。
刻々と移り変わる空模様を気にしつつも、丁寧にキャストを続け釣り下った。
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この日、ようやくそれらしきバイトを感じて慎重に引き寄せた魚は、期待したレインボーではなかったけれどホッと胸を撫で下ろす一匹。
先週友人と共に楽しんだプライムスポットは、もう少し下流に位置している。
しかし高まる期待とは裏腹に、全く魚からの反応は得られないまま下り終えてしまった。
徐々に迫り来る雨雲に追い立てられるように、僕たちは重い足取りで車に戻った。
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きっと今までの僕だったらここで諦めていただろう。
僕の気持ちを察してか、降り出した雨にもかかわらず友人は最後のポイントへ移動してくれた。
しかし僕たちが得られたものは、びしょ濡れになった上半身と十勝川MAXとは全く別質の強い疲労感と脱力感だけだった。
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# by abu-z4 | 2015-08-23 20:20 | 釣り | Comments(0)
2015年 08月 16日

尻別川のSサイズ

40cm以上のレインボーを、Mサイズとかグッドサイズなんて仲間内では表現している。
50cm以上になるとL、60cm以上はLL、70cmではモンスターなどと言っている。
じゃぁ、40cm以下はどうなるんだろう。
小型などとまとめてしまうのはいかがなものか。
今までの表現方法に倣えば、30cm以上はSサイズ、それ以下はXSといったところか。
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誰だって、サイズは大きい方が嬉しいに決まっている。
でも、嬉しさがサイズに比例するとは限らない。
土曜日、濁りのきつい尻別川でたった一匹だけ出合うことができたレインボーは、ただ「Sサイズのレインボー」と言うだけでは表すことのできない嬉しい一匹だった。
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朝1番に入ったポイントでは、全く生命反応を得られずに終わった。
とにかく濁りがきつすぎる。
いつもは何らかの反応が得られる対岸付近も全くの無反応。
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2番目のポイントでも反応は芳しくない。
相手にしてくれるのはウグイだけ。
1度だけアメマスと思しきヘッドシェイクを感じたけれど、微かに薄茶色の背中を確認出来ただけで逃げられてしまった。
ボルテージは下がる一方でランチタイムを迎えた。
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午後からは、朝一番に入った対岸を釣り下ることになった。
対岸とは言え、全く反応が無かった朝の事を考えると、正直なところあきらめムードでキャストを開始した。
思った通り何事も起こらないまま中間ポイントまで下りてきてしまった。
この日は、何故か友人の背中を眺めながら釣り下る時間が多かった。
いつも通り黙々と振り続けている。
よくこんな濁りの中で集中力が途切れないものだなぁ、などと感心しながら後姿を見ていると、朝1番の後「あそこは深くて川通しに歩けなかった」と言っていたのを思い出した。
あそことは、正に僕が立っている真正面。
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僕のキャストした7gスプーンは、吸い込まれるように対岸の深みに沈んでいった。
きっとそこに潜んでいたのだろう。
ヒラヒラと流芯に向かって流れていったスプーンが突然動きを止める。
グ、グ、グン・・・・・バシャーン、バシャーン2度のジャンプの後、あっけなくやり取りは終了し、フックの無いルアーだけが戻ってきた。
スプリットリングからフックのアイ部分が外れたようだ。
なんてこったぁ、情けない自分に腹が立つ。
こんな厳しい条件の中で、またチャンスが訪れることはないだろう。
上向きかけた気持ちも一気に落胆と諦めに代わる。
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その後間もなくバシャーンという大きな音とともに、黙々とキャスト続けていた友人のロッドが撓る。
体高豊で綺麗な魚体は、Sサイズと言う表現が適切だとは思えない。
僕はそんな様子を見て、残り僅かとなったランを最後まで集中してキャストすることにした。
そして2度目のチャンスがやってきた。
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# by abu-z4 | 2015-08-16 19:36 | 釣り | Comments(4)
2015年 08月 09日

十勝川MAX

Yunさんの表現を拝借すれば、タイトルのようになる。
いつものお気に入り上流ポイントをランタン片手に未明から始まり、その後中流域を堪能し、イブニングは再び上流ポイントに舞い戻り日没まで楽しみ尽くす。
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朝方は14℃まで冷え込み、真夏の十勝にしては涼しいとは言え、日中は27℃まで上昇する。
連日の猛暑で寝不足が続いたせいか、寒暖の差は老体に堪える。
それでも、沈み気味だった釣り意欲は、ここのところ右肩上がりに上昇中。
キャスト・キャスト・キャスト・・・・・・・
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集中を切らさずキャストを続けたせいか、レインボーからの反応は悪くなかった。
試してみたメソッドやタックルは、今後の釣りに変化をもたらすものかもしれない。
ゆっくりであったとしても、幾つになっても上達はできるものだと期待したい。
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「ここが痛い、あそこが痛い・・・・・・・」お年寄りの口からよく耳にするけれど、そろそろ僕も仲間入りなのか。
「指がしびれる、吐き気がする、腰が痛い、肩が痛い、頭が痛い・・・・・・」土曜日に僕が吐いた言葉の数々。
「十勝川MAX」、こんな僕をも夢中にさせる素敵な1日。
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# by abu-z4 | 2015-08-09 18:32 | 釣り | Comments(8)
2015年 08月 02日

イイような悪いような・・・・・・

金曜日、急に有給が取れることになった。
本流は何処も良い状態とはいえないけれど、その中でも十勝川が最もマシな状態に思える。
ここのところロストしてしまったルアーを買い足していないけれど、使えそうなルアーをケースに放り込み、車中泊の準備をして十勝へ向かった。
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フィールドに到着した時、既に時計の針は5時をまわっていた。
朝もやに包まれた本流は、結構な濁り。
淡いグリーンがやや乳化したような色の流れは、膝下がようやく確認出来る程度。
大まかに3セクションに分かれるポイントの中間セクションに入り、反応が無ければ早々に退散しようと思いながらキャストを開始した。
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気持ちが盛り上がらないままキャストを続けていると、ピックアップ寸前でチェイスを確認するけれど小さい。
その後直ぐにバイトがあるものの、スモールサイズのレインボーにジャンプ一発で逃げられてしまった。
ここで止せばいいのに先週と同じ間違いを犯してしまった。
フッキングは良いけれど、強度に問題のある、おそらく管理釣り場用の細身のフック。
そんな時に限ってグッドサイズがバイトしてくる。
感覚的には目の高さまでジャンプをしたレインボーは、2度目のジャンプで見事フックを外してしまった。
と思った・・・・・・
だけど回収したルアーを良く見ると、フックが伸びている。
ああぁぁぁxxxx
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でも魚は居るし反応もあるのは分かった。
気を取り直し、朝露に濡れた藪をコギコギ上流側のセクションに移動した。
先々週のグッドサイズを再び求め、最初の立ち位置を探り右足を一歩前に踏み込んだ。
ああぁぁぁxxxx底がない~
背中側から入り込んだ水はお尻を伝いウェーダーの両足にたっぷりと入り込み、岩盤に左手を突いて這い上がった上半身もビショ濡れ状態。
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自分でも良く分からないけれど、何も無かったと思い込みたいからなのか直ぐにキャストした。
先々週と同じポイントで同じようにレインボーが顔を見せてくれたけれど、やや物足りないサイズ。
先々週はその後連続してグッドサイズが出てくれたので、今回も期待をこめて2投目をキャストした。
ググッン、ウ~ン先々週と同じパターンだと思ったのは一瞬の出来事。
フッキングは失敗しその後は沈黙が続いた。
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やっと我に返った僕はビショ濡れ状態なのを思い出し、周囲を確認しながらパンツ一枚になり出来る限りの水分をウェーダーから抜いた。
でも、上がり始めた気温と異常に高い湿度、気持ち悪ぃー。
諦め気分のまま釣り下る事の出来る最後の場所に立ち、ダウンクロスでド派手なピンクの7gスプーンをキャストしてみた。
何事も起こらないままルアーは僕が立つ下流側に流れ、そして漂っている。
ゆっくりリトリーブをしては漂わせることを続けて何度目だったろうか。
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小さなアタリに軽くアワセを入れてみると、想像とはまるで違うLLサイズのレッドバンドも鮮やかな体高豊かなレインボーが特大ジャンプ。
口にはド派手なピンクのルアーが確認出来た。
その後3度のジャンプを何とかしのいだ後、徐々に距離を縮め動きが落ち着いたと思ったその時、またも5度目のジャンプ。
そろそろネットを握ろうと思っていた僕の目の高さで、レインボーの口からルアーが外れるのが見えた。
5m程の距離で起こったそれは、スローモーションのように目に映った。

午後から黙っていても汗が流れるような中、先々週に引き続きtoritoriさんがお付き合いして下さった。
イブニングはmasa1st1956さんと暗くなるまで楽しみ、初めて入ったお店では思いがけない美味しさのジンギスカンで夕食を楽しんだ。
土曜に十勝入りしたYunさんmaximizer828さんとも降り出した雨の中お会いでき、昼食も共にできた。
だから良い二日間だったのだと思う。
きっとそうだと思う。
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# by abu-z4 | 2015-08-02 11:07 | 釣り | Comments(6)
2015年 07月 27日

2:5:3

バイトを感じただけで終わったのが2、フッキングをしてやり取りの最中逃げられたのが5、キャッチできたのが3。
正確に数えていたわけではないけれど、仲間と訪れた土曜日の湧別川では、概ねそんな割合だった。
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仲間からはグッドサイズの話は聞くものの、僕には湧別川=レインボーというのがうまく結びつかなかった。
過去に出会った経験が少なかったし、スモールサイズにしか縁がなかったのが原因だと思う。
この日最初に入ったポイントでは、数こそ今までに経験したことのないほど出会えたけれど、相変わらずサイズは・・・・・・
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こうなると小さなサイズでも確実にキャッチしたくなる。
強度は低いけれどフッキングの確立が高い、まるで管理釣り場で使うような細身のフックに取り替えてしまった。
確かにキャッチの確率は上がった。
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最近テーマにしている支流或いは分流との合流付近に形成される、カケアガリとかエッジとか言われるようなところを狙いキャストを繰り返した。
合流付近の反転流とはいえないほどの、ほぼ流れのないところにルアーが着水し、弛んだラインにドラグが掛かりルアーが浮いてこないように注意深くスローリトリーブする。
徐々に流れに近づき、リトリーブを止めてもルアーはヒラヒラ(多分そんな感じだと想像している)と流れ始めた。
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ルアーが根掛かりとは明らかに違う不自然な止り方をした。
軽くアワセを入れてみる。
ズッシリと思い感触がロッドを握る手に伝わった。
だけど替えてしまった細身のフックの事が気になり、追いアワセを躊躇ってしまう。
その間に魚は下流へ走り、僕は恐る恐るロッドを立てハンドルを回す。
突然ハンドルが軽くなる・・・・・・・・
弱気なタックルの選択が間違っていたのかもしれない。
あれは決してレインボーなんかじゃなく、少し早めの遡上魚だったと思う事にした。
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# by abu-z4 | 2015-07-27 19:47 | 釣り | Comments(6)