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2011年 11月 28日

Stop&Go

土日は毎年恒例の十勝アメマスキャンプ。
例年のように凍てつく寒さや、身を切るような冷たい風も吹かない。
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緩やかな流れは、澄み渡った十勝の青空を鏡のように写している。
寒さに弱い僕にとっては、良い条件と言えるかもしれない。
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いつものようにリップの大きなシンキングミノーをスウィングさせようとしても、コツコツと川底を叩く感触だけでスウィング感は全く感じることができない。
どうやら潮の影響のせいで、極端に流れが弱いようだ。
もしかしたら秋の大水の影響で、川底が大きく変化してしまったことも関係あるのかもしれない。
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フライの仲間がリトリーブするように、僕もリップの小さなシンキングミノーをStop&Goでリトリーブしてみる。
いつものようにアメマスらしい明確なバイトではなかった。
根掛かりのように急にグッとミノーが止まる。
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レインボーのように強烈な走りもジャンプもないけれど、力強いヘッドシェイクでロッドをブルブルと震わせ楽しませてくれる。
スリムなボディに不釣合な大きな尾びれがとても印象的。
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中にはピックアップ前にリトリーブスピードを上げた途端バイトしてくることもあった。
そんな時だけはバイト直後に反転するのだろうか、ひったくるような強烈な振動がロッドを握る手に伝わる。
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土日の2日間いくつかのメソッドを試してみたけれど、結局Stop&Go以外でアメマスが反応してくることはなかった。
僕にとっては新しいアメマス釣りのメソッド。
但し、瞬間的な高速リトリーブ時にも安定したウォブリングをしてくれるミノーが必要だと思った。
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今後も同じメソッドが通用するとは限らなくても、幾つかのミノーを買い揃えて今シーズンは試してみようと思う。
ひょっとしたら寒さで厳しい冬のアメマス釣りが、もっと楽しいものになるかもしれない。
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by abu-z4 | 2011-11-28 22:14 | 釣り | Comments(8)
2011年 11月 04日

メタボ体型のレインボー

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一体何を食べているのだろう。
流下してくるサーモンエッグだけとはとても思えないし、脱皮したてのウチダザリガニでも捕食しているのだろうか。
最早ここまでくるとグラマーというよりもメタボ体型だ。
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今年の道北本流レインボーは、今回で最後にしようと思う。
3日の未明、僕たちはそれぞれの期待を胸にキャストを開始した。
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開始早々、上でロッドを振っていたYunさんのリールから悲鳴が聞こえてくる。
慌てているのは僕の方で、本人は至って冷静。
興奮を鎮めるためなのか、なんとタバコに火を付け始めた。
呆れた僕は、ネットを握り締めたまま暫し彼のやり取りを観察する。
ビッグレインボーとのやり取りの経験が豊富なYunさん、ランデイングのタイミングは良く分かっているようでビッグサイズを難なくネットに収める。
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仲間のみんなも期待は高まるばかり。
しかし、そうは行かないのは何時ものこと。
気がつくと陽は高く昇り、静かな時間が延々と続く。
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フルキャストを続けていた僕は、肩と腰が痛み始めた。
軽い食事とリールのメンテナンスのために車に戻り、ちょっとだけ横になる。
だけど何時ものようには眠れない。
秋の本流レインボーに出会えるチャンスは今日が最後なのだから。
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着水した5gスプーンが十分沈むようにラインスラックを多めにし、スプーンが水中でナチュラルドリフトするのをイメージする。
ターンオーバー直前でルアーは最も深く沈んでいるはず。
しかもヒラヒラと。
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グググンと重量感のあるバイト。
今回は高回転型スポーツカーのようなスピード感はないけれど、トルクフルなアメリカンV8のような強引な加速感。
近づいては走り出すを何度も繰り返すのは、ハラハラドキドキしながらも他の釣りでは決して味わうことができない楽しみの一つだ。
前々回の失敗がまだ色濃く記憶に残る僕は、shuさんが握る開口部51cmのサーモンネットにレインボーが収まるまで、最善の注意を払いやり取りを続けた。
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ここではビッグサイズとは呼べない大きさでも、僕には十分達成感に浸れるサイズだし何より楽しませてくれた。
太り過ぎのせいかジャンプこそ見せなかったけれど、瀬のど真ん中で暴れだすようなヤンチャぶり。
楽しくない訳がない。
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心残りが全くないと言えば嘘になるけれど、今年の本流レインボーはこれで終わり。
また来年も、いや、いつまでもここが豊かな川で在り続けることを願うばかりである。
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P.S
岸辺を歩いている時、無数に横たわるサーモンの死骸の中の一つが目に止まる。
頭部以外は皮が剥がれ、薄いベージュ色の肉が露になっている。
膜が無く骨状態になっているヒレに目を奪われているとき、一瞬何かが動いたように見えた。
なんと口を動かしているではないか。
それは紛れも無くこのサーモンが生きている証でもある。
なんて表現してよいのか、自分が何を感じ何を伝えたいのかも分からないけれど、深く印象に残った光景だった。
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by abu-z4 | 2011-11-04 21:55 | 釣り | Comments(8)