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2011年 07月 31日

幸運

ここのところすっかり感受性が鈍り、喜怒哀楽も穏やかな日々が続いている。
そんな日が続くと、特にツキがあるとか無いとか感じることも少ない。
そんな僕でも土曜日は、自分にこんな幸運が残っていたことに驚きと喜びを隠せない。
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道北の本流は、7月も終わりだというのに肌寒い朝から始まった。
それとは逆に水温は妙に生温い。
嫌な予感。
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同行の友人たちも僕もロッドに一切の反応を得られないまま、ポイント移動を繰り返す。
次のポイントこそはと意気込んでキャストを続けるが、状況は変わらないまま気がつくとランチタイムはすっかり過ぎてしまった。
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真夏のここの状況を判断するには、経験の少ない僕たちにデータは少ない。
それでもきっとどこかにレインボーが反応してくれるポイントがあるはずだと信じて、とうとうランチ抜きでポイント移動を続行することになった。
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3ヶ所のポイントをピックアップし、それでダメだったら帰ろう、ということになった。
それまでも川原で何度もウトウトしていた僕は、2番目のポイントを終えた時点で今日の釣りを終了し仮眠を取ろうとひそかに決めていた。
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そしてとうとう僕にとっての最後のポイントに到着してしまった。
ほとんど集中力は切れかけていたはずなのに、ルアーのフックは移動途中に新しいものに交換していた。
そして今日最初で最後のレインボーからの反応が訪れる。
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それは思ってもみなかったグッドサイズ。
体高があり力強く綺麗なヒレ、傷一つ見当たらない美しい魚体、それとはアンバランスな優しい顔と可愛い瞳。
間違いなくこれまで僕が出会ってきた中で、一番美しいレインボーだと思う。
幸運なんてものに暫く無縁だった僕は、一夜明けた今日も穏やかな歓びに浸っている。
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by abu-z4 | 2011-07-31 22:38 | 釣り | Comments(8)
2011年 07月 25日

日高・支笏湖そして道北へ

16日からの3連休は、まったく期待はずれに終わってしまった。
楽しみにしていた道北と十勝の川は、いずれも増水と濁りで釣りにならない。
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だからといって支流や止水も気乗りしない。
日高の本流はなんとかなるんじゃないだろうか。
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確かにYunさんと一緒に訪れた日高の本流は、水位もそれほど高くなく濁りも薄かった。
だけど僕が知っている夏のここの状態とは明らかに違う。
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集中力も途切れ加減の中、小さなブラウンがYunさんのロッドを揺らす。
そう、決して曲げるのではなく、あくまでも揺らすのだ。
そして僕のロッドにもブラウンのからの反応。
小さく感じたYunさんのブラウンよりも更に小さい極小ブラウン。
集中力は、完全に途切れてしまった。
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それでもせっかくの3連休。
最後の月曜日には、僕にとって鬼門の支笏湖へYunさんと向かう。
支笏湖はやはりいつもの支笏湖で、2人とも反応してくれたのはウグイが1匹だけという悲しい結果に終わる。

まだ雨の影響が残る道北・十勝の本流。
23日の土曜日は、どちらに行こうか随分と悩んだ。
いつもの仲間は車中泊での釣行だから、今回は自分のクルマで行くことになる。
仲間と情報を交換しながら迷った結果、北へ向かうことにした。
それならば、川へのアプローチがより厳しい十勝よりも安心だ。
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そんな中でも最もアプローチが容易く、しかも完全なオカッパリでロッドが振れる場所から始めて見ることにした。
経験の少ない薄暗くて濁りがある川に一人で立ち込むのは、もっと明るくなってからにしたい。
ラッキーなことに、数投目でレインボーが反応してくれた。
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望んでいたサイズよりは少々小さめだけれど、本流レインボーらしく何度もジャンプしリールからラインを引き出してくれた。
今日はイイかも、なんて安易な考えを持ったのがいけなかったのかもしれない。
その後一度だけ黒いスピナーにいい感じのバイトがあったが、フッキングは失敗に終わった。
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陽が昇り始めると、少々無理もしたくなってくる。
水量が多いのを承知で、下流の長いランを釣り下る。
後10m、いや5mでいいから前に行きたい。
ちょっとだけ目的のポイントには届かない。
やっと反応してくれたのは、35cmほどのレインボー。
ここでは小型の部類に入るんだろうなぁ。
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あまりの反応の悪さに耐えかね、濁りの少ない中流域に移動した。
そこそこ魚は反応してくれるものの、やはりサイズは小さい。
一番大きなものでも25cmほどのヤマメだった。
なんだか寂しい気持ちになってくるし、ほぼ徹夜の状態と尚且つ暑さで疲労感がピークに達してきた。
木陰で昼寝をしたら、帰ることにしよう。

このところ、そろそろ車をツーリングに換えたいなぁなんて考えていたけれど、今回もお腹をスリスリ(2度ほどガツンとやってしまった)しながらも僕のZ4は走ってくれた。
小さな傷も数え切れないほどあるし、ボディケアなどはほとんどしない。
だから気を遣わず年中何処へでも気軽に使うことができる。
最も排気量の小さな2.2とはいえ、十分な加速と速度を楽しめる(本当はもっとパワーが欲しい)。
しかも今回の平均燃費も15Km/L以上を記録した。
やっぱり、まだ暫くは手放せないかも・・・・・・
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by abu-z4 | 2011-07-25 20:13 | 釣り | Comments(2)
2011年 07月 10日

不健康なアウトドアー・ライフ

いつも思うのです,僕たちの釣りは不健康だと。
ほとんど睡眠も取らず休憩もしない、長時間冷たい川の流れの中に立ち続ける、肩・肘・手首等々酷使する、おまけに帰り道に必ずと言っていいほど楽しみにしている夕飯でのカロリー過剰摂取・・・・・・その他数々。
日常、特に健康に気を使っているわけではないので気にしているわけではないけれど、昨日の釣りもまた短時間だった割には膝・腰に負担の掛かる釣りだった。
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ポイントに到着した早朝の気温は既に20度を超え、湿度が高いせいか蒸し暑く感じる。
多分陽が高く昇る頃には、30度を超すことになるのだろう。
でも、真夏でも十分に冷たいここの流れは何度も体験しているし、時折山から吹き降ろす風はまるで大きなフリーザーの扉を開いたように冷たい。
だからジャケットはしっかり着込む。
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霧が立ち込める中、狭い岸辺を慎重に歩いていると、突然林の中からガサガサと獣が動く気配。
ビクッとして見上げるとそこには子鹿の姿があった。
ホッと胸をなでおろしたけれど、体感温度は確実に下がった。
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川の水は予想通り冷たい。
夏用のウェーダー越しに伝わる冷たさに、体温がどんどん奪われてゆく。
ネオプレーンでも良かった、と思う。
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徐々に気温が上がっても、体感はむしろ下がりっぱなし。
下半身が完全に冷えきってしまい、血行が悪いせいか腰が重く足もツッてしまう。
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それでも魚がバイトした瞬間、全ての感覚はラインを伝わりロッドを握る手に感じる魚の生命感に集中し、寒さや痛みなど一瞬にして吹き飛んでしまう。
それがワイルドレインボーだったりすると、そのやりとりの最中はえも言われぬ興奮と幸福感に満たされる。
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対岸に渡るため一度車に戻ると、そこは真夏の状態。
もう7月なのだから、当然と言えば当然。
睡眠を取らず寝不足だからなのか、それとも冷気にさらされた体が一気に温室状態の中に順応できず、血圧が下がってしまったせいなのか目眩がする。
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こんなことを繰り返していても、対岸ではまた一心不乱にロッドを振り続けるのだ。
帰り道の車中、友人がしみじみと言う「やっぱりレインボーはイイよね」。
なんのことはない単純な一言に、沢山の意味と気持ちが含まれていることを僕は理解できる。
酷使した体に溜まった疲労感と、今日一日の満足感に浸りながら後ろの座席で聞いていた。
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by abu-z4 | 2011-07-10 11:33 | 釣り | Comments(6)
2011年 07月 03日

最初の1時間

いつもの仲間は、週末を車中泊で過ごすものと思っていた。
土曜日だけの釣行を予定している僕は、水位は下がったものの、依然として濁度の下がらない北の本流にすべきか東に向かうべきか迷っていた。
そこへ仲間のひとりから電話が入り、彼も土曜日だけの釣行予定だと言う。
ならば一緒にということに・・・・・・・・
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いざ車を走らせる段になっても目的地は決まらない。
この交差点を直進して東へ向かうか、それとも左折して北へ向かうか・・・・・・・・・
結局優柔不断の僕は、友人の判断に任せることにした。
ステアリングを握る彼は、左手でレバーを下に倒した。
うん、北に決定だ!
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高速道路で後ろから車が迫る。
ミラーに映る見覚えのある車は、車中泊予定の友人のようだ。
途中のコンビニで朝の挨拶、彼は下流に向かう予定だという。
状況の判断ができていない僕たちは、一箇所に固まるよりも分散して状況を把握したい。
それじゃ僕たちは車中で相談していた通り、上流から始めようということになった。
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僕たちが最初に入ったポイントは、2週間前にも最初に入った場所。
水位は予想通り低いが、やはり濁りは以前よキツい。
キャストを始めて1時間も経っただろうか、岩盤のスリットにショートキャストした僕の5gスプーンにグッドサイズのレインボーがバイト。
リールからはジッジッーーと音を立てながらラインが出ていく。
ここではビッグサイズにはならないのだろうけれど、重量感が十分伝わってくるし派手なジャンプとスピード感に興奮せずにはいられない。
ネットに収まったレインボーは、「グラマー」というよりは「太っちょ」といったほうが似つかわしい、ずんぐりボディーの持ち主だった。
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だけどそれからというもの、魚からの反応は皆無。
日が高くなりうんざりするほど気温が高くなった昼時を、着替えをしてゆっくりランチをとった後、昼寝をして後半の釣りに備える。
そんな僕たちの期待とは裏腹に、イブニングに向けても事態が好転することはなく、何事も無く帰りの時間がやって来た。
どうやら僕たちの釣りは、最初の1時間で終わってしまったようだ。
その割には疲労感の少ない帰りの車中。
昼寝が功を奏したのかもしれない。
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by abu-z4 | 2011-07-03 16:54 | 釣り | Comments(8)