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2009年 04月 30日

海アメ

海アメを最後に釣ったのは何時だったんだろう。
とにかくここ数年釣っていないことは確かだ。

4月29日、迷いに迷った挙句向った先は、道南の砂浜。
同行の皆が状況は良いと言う。
どんなに状況が良い日でも、僕にとっては海アメ釣りは何時も難しい。
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この時期にしては高めの気温は、寒がり屋の僕にとってせめてもの救い。
なんとなく魚の気配も感じるし、気持ちを持続できそうだ。
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一緒の仲間は、次々と海アメに出会っている。
去年、ミノーで大型の海アメに寸でのところで逃げられてしまった僕は、ミノーを中心にジグやスプーンをローテーションしながらキャストを続けた。
無反応の時間が続く。
まったく感触がなくチェイスも見られない状況にしびれを切らし、とうとうお決まりのスピナーにチェンジする。
これで反応が無ければ、車に戻って昼寝というのがいつものパターンだ。
ところがどういう訳か、スピナーに替えた途端、海アメのチェイスが何度も確認できるようになった。
それもなかなかのグッドサイズだ。
でも、チェイスは見られるものの、バイトには到らず全てUターンして波間に消えてしまう。
やっとバイトしたと思ったら、やけに軽い。
上がってきたのは海アメならぬ海ニジ。
それもパーマークが残る20cmほどの小さなニジマス。
思わず笑ってしまう。
もし海に出るニジマスをスチールヘッドと言うのなら、さしずめこれはスチールヘッド・ナノと呼びたくなるようなサイズだ。
ニジマスはニジマス、決して嬉しくないわけではないのだけれど、やはり今日は海アメが釣りたい。
すでに何匹もの海アメを上げている友人にアドバイスしていただいたとおり、できるだけ高速でリトリーブしてみる。
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                             photo by Mr.Yun

11gのスピナーが着水、直ぐにABUアンバサダーのハンドルを勢いよく回す。
ブーンというブレードが回転する感触がハンドルに伝わってくる。
ガツンという衝撃がロッドに伝わったと同時に、水面を割ってグッドサイズの海アメが小さなジャンプをするようにように飛沫を上げた。
リトリーブを続けているにもかかわらず、ラインは一向にスプールに回収されていかない。
バックしながら打ち寄せる波に乗せ引き寄せたけれど、今度はドラグを鳴らし沖に向かい走ってしまった。
僕は、やっと出会えたこの海アメ、今までで文句なし一番のビッグサイズのこの海アメを、絶対にこの手に収めたかった。
ドラグを締め込み一気に引きずり上げたくなる衝動を抑え、もうすこし落ち着かせ波のタイミングを待つことにした。
そして僕は、同行の友人たちに見守られそして祝福され、その海アメを手にすることができた。
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                             photo by Mr.shu

きっと多くの海アメに出会っている人にとっては、珍しくないサイズのものだと思う。
でも、僕にとってはとても意味のある一匹になった。
それはサイズだけではなく、ロングキャストに向かないABUアンバサダーと海アメではほとんど使われることがないスピナーの組み合わせという、自分が最も気に入っているスタイルで出会えた一匹だからだ。
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                             photo by Mr.Yun

同行の友人たちに感謝したい。
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by abu-z4 | 2009-04-30 23:42 | 釣り | Comments(4)
2009年 04月 21日

アメマスの棲む川

なるほどアメマスが沢山釣れる。
道東の湿地帯に緩やかに流れるその川は、友人の言うとおりだった。
先週末から一泊で訪れたその川で、僕は10匹以上のアメマスに出会うことができた。
もっとも友人達は、その何倍ものアメマスと出会っていたようだけれど。
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河原と言うものが存在しないこの川は、その代わりというわけではないのだろうが、泥ねい地が広がっている。
比較的硬そうな地面を探しながら川に近づいて行く。
恐る恐る川に足を踏み入れると、プニュプニュとした感触がブーツを通し伝わってくる。
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                             photo by Mr.shu

遠投が良い結果を生むこの場所では、腰と肩への負担が予想以上に激しく、僕は数匹のアメマスと出会えたところで友人たちよりも一足お先にロッドをたたむことにした。
宿では冷えた身体をお風呂で温めた後、予想以上の食事が僕たちの前に並ぶ。
心身共に満たされた僕は、強烈な睡魔に襲われ初日を終えた。
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                             photo by Mr.Yun

2日目は、初日よりもやや下流にポイントを移動した。
友人お勧めのここは、とても良い結果をもたらした。
開始早々アメマスからの反応が続く。
僕はもう既に、ミノーとスプーンで十分満足のいく数のアメマスに出会うことができた。
やり残したことといえば、スピナーで釣ることだけだ。
流れの緩やかなここでは、去年の阿寒湖のように少々早いリトリーブが良いと思う。
時々ストップを入れてみるのも悪くないかもしれない。
直ぐに反応があった。
ショートバイトが続いた2日間ではあったけれど、スピナーへの反応は明確で力強い。
スピナーで2匹のアメマスと出会えた後、僕はそろそろ今回の釣りを終えるのに良い頃だと思った。
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振り返ると常に友人達の誰かのロッドが曲がっているような状況だったけれど、それでも僕はもう十分だった。

クルマの中で読みかけの本を開いているうちに眠ってしまった。
リアゲートが開く音に眼を覚ます。
友人たちの釣りも終わったようだ。
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by abu-z4 | 2009-04-21 21:58 | 釣り | Comments(8)
2009年 04月 05日

特効薬

久しぶりの釣りは、何処へ行こうとかまわない。
たとえ大きな鱒と出会えなかったとしても、いや全く魚の反応すら得られなかったとしても、それは僕にとってそれほど重要ではない。

まだ体調が十分回復したとはいえないまま、土曜の未明、いつもの仲間と道南の本流へアメマスに出会えることを願いつつクルマを走らせた。
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山から吹き降ろす風は冷たく乾ききって、気温ほどに温かさを感じさせない。
時折アメマスらしきボイルは見かけられても、毎年そうであるように僕のロッドには何の変化も訪れない。
手持ちのルアーをいろいろ試してみる。
メソッドもいろいろ変えてみる。
いつの間にか寒さも忘れ、夢中でロッドを振り続けていた。
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                             photo by Mr.SHU

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                             photo by Mr.Yun

いくつかポイントを変えてみても、状況は変わらなかった。
唯一つ変わったことと言えば、朝の重い身体が時間と共に軽くなり、あれだけ食欲がなかった胃が空腹を感じ始めた。
河原でのランチの後は、強烈な睡魔が僕を襲う。
僕は一足お先にロッドをたたみ、昼寝をすることにした。
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サカナからの反応は皆無の一日だったけれど、僕の身体は往きの時とはうって変わり、何かドロドロしたものが体内から抜けたように爽やかだった。
ひょっとすると仲間と共にフィールドに立つことが、僕にとって一番の特効薬なのかもしれない。
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by abu-z4 | 2009-04-05 20:08 | 釣り | Comments(4)