<   2009年 03月 ( 2 )   > この月の画像一覧


2009年 03月 22日

Firstcast

3連休中日の土曜日、僕の学生時代からの友人Mを誘いshuさんと3人で十勝川に向った。
Mは僕と同じくルアーマンだけれど、家族思いの彼と放蕩亭主の僕は滅多にフィールドへ同行する機会は無く、久しぶりの同行となった。
Mは、十勝川の釣が初めてだと言う。
是非とも十勝川のアメマスに出会ってほしいものだ。
期待に胸躍らせる僕たちを乗せた彼の愛車が天馬街道にさしかかると、昨晩から降り出した雪のせいで先週とはうって変わり、すっかりと冬に逆戻りした景色が辺り一面を包み込む。
d0075843_1435526.jpg

嬉しいことに峠を下った頃には、ほぼ無風で十勝らしい青く晴れ渡った空が広がっていた。
ワクワク気分も束の間、目的のポイントへ残り数キロと迫ると、路面を這うように粉雪が走り木々の揺れが激しさを増してくる。
到着した時には先週同様、河原の強風が吹き荒れ、多くのアングラーがその状況を察知したためだろうか、土手に停めた車の数は先週のそれよりも随分少ない。
そんな中に見覚えのあるクルマ、どうやら110-kenさんが既にロッドを振っているようだ。
d0075843_14514832.jpg

遠めに見ると青く流れているように見えた十勝川は、河畔の土手から見下ろすと、ただ空の青さを映し出していただけなのが分かる。
残念なことにかなりミルクの少ないカフェオレ色に濁った流れは、やや前方で上流から吹き降ろす冷たい強風のせいで、一面うねりにも似た波が覆っている。
d0075843_1513472.jpg

d0075843_14581883.jpg

きっとどんなアングラーでも同じだはずで、朝の1投目というのは期待と喜びに満ちているものだと思う。
しかしこんな酷い状況では、正直なところ諦めが先にたってしまう。
だいいち、数え切れないほどのアングラーが並んでいた先週とはうって変わり、僕たち以外には片手で十分数えられるほどのアングラーしか居ないのだ。
それでも川に立てば自然に体がキャストの体勢に入る。
10gを切る軽めのミノーは風に煽られ、目的のポイントよりも手前で大きく下流側にに着水した。
当然ボトムを感じることもなく、あっという間にミノーはターンを終えてしまった。
ブルブルッ、思ってもみない全く予想外のバイト。
何と、こんな状況で1投目から来てしまった。
d0075843_15182746.jpg

考えの甘い僕は、ひょっとするとこの状況は悪くないのではないかと思ってしまう。
やはり甘いのである。
偶然が1投目に起こっただけなのだ。
そう、この日僕のロッドに1投目以降生命感が伝わることはとうとう無かった。
d0075843_15233015.jpg

d0075843_1524885.jpg

時々風が弱まることがあってもそれが続くことは無く、濁りが落ち着くことも無く帰りの時間を迎えた。
久しぶりに同行した友人Mがアメマスをネットに収めることは叶わなかったが、初めての十勝川で僕たちと楽しい時間を過ごしたことは彼の笑顔から十分伝わってくる。
また何時か一緒に川に立つことを約束し、クルマに戻った。
d0075843_15391671.jpg

[PR]

by abu-z4 | 2009-03-22 15:43 | 釣り | Comments(6)
2009年 03月 17日

十勝川でアメマスと戯れる

僕にとって今年初の十勝川釣行は、例年のように沢山のフライマンに混じって始まった。
雨まじりの強風にもめげず早速準備を終え川に向う皆を、やや風が治まり始めたのを見計らい僕も後を追った。
川に到着した時には、もう既に何人かの人達がアメマスに出会っていると言う。
僕も早速キャストを開始するが、何時ものように反応のないままチョロチョロとポイントの移動を繰り返していた。
そんな時、Yunさんから「こっちで何匹か釣れているから来ないですか」と携帯に連絡を頂いた。
まずは一匹に出会いたい一心で、かなり下流まで移動してきた道を引き返す。
d0075843_2039510.jpg

人の話は素直に聞くのが良いようで、ターンオーバーが終り下流側に一直線に伸びたラインの先にあるミノーがブルブルと流れに逆らい泳ぎだした時、グゥングゥンと何時もよりは控えめながらアメマス特有のバイトを感じる。
僕のネットに収まったのは、50にも満たないここではやや小振りのアメマスだったけれど、ようやくで会えた一匹に大満足と同時にホッとした。
d0075843_20503422.jpg

午後からは、食事を済ませて早速川へと向う皆さんを見送り、一人クルマで昼寝を決め込む。
元々体力には自信が無いけれど、去年からとにかく眠くてフィールドで昼寝をする時間が多くなった。
まあ、歳なんだからしょうがないんだけれど・・・・・・
少し体力が回復した僕は、日が沈むまでの僅かな時間を楽しむために川へと歩き出す。
d0075843_2059299.jpg

d0075843_20595117.jpg

川ではフライマンがほぼ等間隔で並び、背後に迫る土手も何のその、華麗にスペイキャストを繰り広げている姿は壮観だ。
やや間隔の空いた中に、僕も参加させてもらう。
なかなかアメマスの反応が得られなくルアー選びに迷っていた時、akiranさんが拾った黒いミノーを僕に届けてくれた。
いつも僕が使っているものよりは幾分大きめで重い。
付いていたトレブルフックをシングルフックに替えてキャストしてみる。
夕方になっても期待したほどの川の流れにならないせいか、重めのシンキングミノーは、根掛かりが心配になるような泳ぎ。
そこで僕は、ストップ&ゴーに切り替えてみる。
リトりーブも残り僅かになった時、ググンと待望のバイト。
引き寄せたそのアメマスは、午前の一匹と同じようなサイズだったけれど、傷だらけの魚体がここにたどり着くまでが如何に険しいものだったのかを物語っていた。
d0075843_21305762.jpg

背後の土手に遮られ、背中にはもう陽は当らない。
僕は皆より一足お先にクルマに戻ることにした。
土手に上ると、ちょうど太陽が日高山脈に沈むところだった。

その夜、大勢の仲間と焼肉でテーブルを囲みBar Speyでグラスを傾けながら語らい、そして期待して迎えた2日目だったけれどアメマスに出会うことはできなかった。
結局、僕は初日の友人に助けられて出会えた2匹のアメマスが全てだった。
Yunさんakiranさん、ありがとう!
[PR]

by abu-z4 | 2009-03-17 21:56 | 釣り | Comments(14)