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カテゴリ:釣り( 234 )


2006年 10月 15日

屈斜路湖で・・・・・3日目

金曜日の夜、土曜の釣行についてYunさんSHUさん僕の3人は、思いあぐねていた。
3人それぞれが屈斜路湖のことを気にしていながらも、日帰り釣行というハードな行為を口にできずにいた。
何度話しても、ほかのフィールドの名が出た後で、必ず屈斜路湖の名前が出てくる。
結局、互いの気持ちを確認できた時点で、屈斜路湖日帰り釣行を決意した。
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美幌峠から見下ろす屈斜路湖は、ほとんどが雲海に覆われ見ることが出来ない。
雲海の底に広がる屈斜路湖目指し、峠を下る。
先週とはうって変わって、湖は穏やかな表情を見せている。
インレットから流れ出ていた泥流は、すっかり清流となり静かに湖へと注いでいる。
遠くではあるが、時折ライズも確認できる。
今日こそ、あのグリーンバックのニジマスに出会うことができるかもしれない。
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ロッドを振り始めて間もなく、反応がある。
水面近くで体をクネらせたその魚は、僕にその魚の種類を判別させる時間を与えず、湖底に戻っていってしまった。
だけどまだ始まったばかり、落胆なんかしていられない。
先ほどから、良型ニジマスのライズが確認できる、インレットの反対側に行ってみる。
ガツン!!かなり良いアタリ。
すぐに2回連続のジャンプ。
逆光でも、シルバーに輝く魚体がはっきりと分かる。
40cm以上は確実にあるな・・・・
これ以上にジャンプをされたらかなわない、ゆっくりとリトリーブ。
あれ!リールのハンドルを回転させる僕の指には、なんの生命感も伝わってこない。
またやってしまった。
どうやら僕のフッキングか、リールのドラグ調整に問題があるらしい。
気を取り直して、インレットを挟む元の場所に移動してみる。
隣でSHUさんから「ABUさんの正面でライズがあったよ」と、声が聞こえた。
すかさずその方向へキャストしてみると、リトリーブ開始と共に反応が。
またも直ぐにジャンプするが、今度はフッキンが良かったせいかロッドが生命感を伝え続けている。
ジャンプの瞬間、黒っぽい魚体が確認されたが、逆光のせいでシルバーの魚体がそう見えたと思っていた。
近くに寄せてみると、赤い部分が大きい。
ひょっとして、チップ?
ネットに収まったその魚は、正しくチップ、ミニチュア版レッドサーモン。
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その後、風が強くなり反応が悪くなったので、場所を移動することに。
ここもやっぱり風が強く、キャストが厳しい。
そんな中流石、SHUさんが2匹のニジマスと1匹のチップYunさんが1匹のチップをキャッチ。
SHUさんのニジマスは小型ではあったけれど、屈斜路湖らしくグリーンバックがとても綺麗だった。
結局僕の1週間開いた屈斜路湖3日目は、チップ1匹で終了した。
4日目はきっと来年になるとは思うけれど、屈斜路湖のニジマスへの思いは、募るばかりである。
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by abu-z4 | 2006-10-15 14:16 | 釣り | Comments(12)
2006年 10月 11日

屈斜路湖で・・・・・2日目最終日

枕が変わると寝付けない僕にしては、初日の疲れがよほどだったのだろうか、ぐっすりと眠る事が出来た。
外は予想通り、天気は最悪だ。
だけど、昨日も経験したせいなのか、僕にためらいはなかった。
昨日のポイントに着いてはみたものの、あまりのコンディションの悪さに、急遽風裏のポイントを目指し林道に向かった。
林道は、昨日からの風雨のため数箇所が倒木のため道を塞いでいる。
倒木のためUターンしてきたクルマがあったが、僕たちはそれを確認するため前進する。
倒木を避けては前進を3度繰り返し、僕たちはやっと目的のポイントにたどり着く事が出来た。
さあ、今日こそはシルバーに輝く屈斜路湖のニジマスをぜったい釣るぞー。
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何故か分からないけれど、魚の気配はする。
キャストで届く距離ではないが、遠くで大きなニジマスのライズがある。
僕の足元を2匹の魚影が横切る。
僕は昨夜、今回の釣行のお世話をして下さったカメラマンの斉藤さんと、森とさかなの清宮さんとの会話の中で、自分の釣りのスタイルについて話した事を思い出し、それまで使っていたミノーやスプーンをやめてスピナーに絞り込む事にした。
かけ上がりをなめるようにリトリーブすると、コツコツとブレードが底を叩くのが分かる。
少しロッドを煽り気味にすると、グゥンと重いアタリ。
やっと来たー。
と、いきなりシルバーの魚体がジャンプする。
屈斜路湖のニジマスがやっと僕のスピナーを咥えてくれた。
これ以上ジャンプを繰り返されないように、僕は慎重にABUのハンドルをゆっくりと回す。
だけど、ハンドルが上手く握れない。
もう1時間以上前から手はかじかんで、ハンドルは握っていると言うよりも、親指をただ掛けているような状態だった。
それでも、何とか足元まで引き寄せた。
引き寄せたニジマスの向うには、カメラを構えたYunさんが見える。
その瞬間、バシャ!
綺麗な弧を描いていた僕のロッドは、ただの直線になっていた。
落胆しなかった、と言えばウソになるが、自分のスタイルで此処のニジマスを掛けることができたが嬉しかった。
その後も、一度だけヒットしたけれど、結果は全く前と一緒だった。
スピナーを底を這わせるようにリトリーブするうち、とうとう根掛かりしてラインが切れてしまった。
これで僕の屈斜路湖での釣りは終わった。
何故なら、僕の指はもうスイベルのフックを掛ける事もラインを結ぶ事も出来なかったのだ。
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東京から遥々やって来たterryさんは、最後の最後でとうとうニジマスを仕留めた。
しかも、彼なりのやり方で。
東京に暮らす彼には、僕以上に過酷な2日間だったと思う。
その彼が、自分が想像した通り、自分が選んだタックルとメソッドで釣上げた1匹。
本人だけではなく、同行した皆が喜んだのは言うまでもない。
僕は、こんな素晴らしい仲間と過ごせた2日間にとても満足だった。
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by abu-z4 | 2006-10-11 21:34 | 釣り | Comments(12)
2006年 10月 09日

屈斜路湖で・・・・初日

金曜の夜、僕たちは期待と不安を胸に屈斜路湖に向けてクルマを走らせた。
期待は勿論ビッグトラウト、不安は何度聞いても嵐が訪れることを告げる天気予報だ。
でも、9ヶ月ぶりに再会できた東京のterryさん、Yunさん、akaさん、そして僕の4人を乗せたVOLVOの車内は、終始和やかな会話が続く。
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ようやく空が白み始めた頃、僕たちは屈斜路湖へ注ぐ川を湖畔目指して歩き始めた。
さあ、これから始まるのだ!
しかし、なんとか持ちこたえていた曇り空も、ロッドを振りだして30分も経たないうちに雨と強風へと変わってしまった。
黙々とロッドを振り続ける僕たちに、容赦なく雨は降り続ける。
休憩を取った皆の顔に迷いが生じていたのは確かだ。
だけど、僕たちはここで続ける事を選ぶことにした。
湖畔に戻ってみると、風向きは変わり、何か起きそうなそんな予感があった。
間もなく、Yunさんのロッドが弧を描き、ラインの先ではシルバーのレインボーが大きくジャンプした。
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40弱のそのレインボーの顔にはあどけなさが残っていたが、それはやがてビッグトラウトに成長することを容易に想像できる力強いヒレと筋肉質な胴体を持っていた。
初めて見る屈斜路湖の美しいレインボーに、僕はすっかり心を奪われてしまった。
僕も釣ってみたい!
そんな気持ちと比例するかのように雨も風も強まり、体温がどんどん奪われ濡れた指の感覚が無くなっていく。
肘が下がり、感触の無くなった指がサミングを遅らせ、バックラッシュが続く。
残念だけれど、僕の限界がやってきたようだ。
皆を残して、先にクルマへ戻り休む事にした。
3時間後、あれからYunさん、akaさんがそれぞれ2匹のレインボーを上げた事をずぶ濡れになって戻った2人から聞くと、僕の後に戻ってきたterryさんと僕は、羨望と尊敬の気持ちで握手で迎えた。
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ホテルに着いた僕たちは、冷え切った体を温泉で温め、十分な食事と少々のアルコールで明日に備えた。
ベッドに潜り込むと、閉じた瞳に鮮やかなシルバーに輝くレインボーがジャンプする姿が映った。
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by abu-z4 | 2006-10-09 21:29 | 釣り | Comments(10)
2006年 10月 01日

神話が崩れた日

数年、SHUさんと2人で釣りに出かけることが続いていた。
昨年の春以来、SHUさんのHPを通じて知り合ったYunさんと3人で出かけるようになった。
SHUさんと2人の頃は雨に当たることが珍しくなく、特に気にしたことは無かったのだが、Yunさんが加わってからというもの、雨に当たることはほとんど無かった。
たとえ出発時に雨が降っていても、不思議と目的地に着くと小雨になっているか雨は上がってしまう。
目的地の川が雨で濁っていても、移動した場所が晴れていた、なんてこともあった。
彼は、日の当たる星の下に生まれたのか?一緒に行動する僕たちはとてもラッキーだ、なんてSHUさんと話していた。
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ところが、昨日はどういうことだろう。
最初の目的地の本流は、雷が鳴り響き雨がしんしんと降り続いている。
幸いな事に濁りも無くロッドを振ることが出来たし、SHUさんが見事な雨鱒を釣上げた。
でも、時折小雨にはなるものの、やはり雨は降り続いていた。

第二の目的地である支笏湖に向かう。
支笏湖方面の空には黒い雲が見え、通過する町の上には真夏のような入道雲が見える。
アレッ!なんか変だぞ。
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到着したものの、どうしようかと迷うほどの土砂降り。
意を決して車から出て準備をする。
湖畔に出てみても、土砂降りは続いたまま。
終わりの予定の時間が近づいた頃、ようやく湖面に静けさがやって来た。
ふと、となりでロッドを振るYunさんの方をみると、岩の上でしゃがみこんでいる。
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本流から支笏湖に向かう車内で、Yunさん自ら雨神話のことを口にしたのだけれど、そんなことは初めてだった。
ひょっとすると、神話は本人が口にした瞬間、消滅してしまうものなのだろうか。
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by abu-z4 | 2006-10-01 15:54 | 釣り | Comments(6)
2006年 09月 24日

中洲でお祝い

FLY雑誌のblogコンテストで、友人のYunさんが金賞に輝いた。
とてもうれしいし、いつも釣行を一緒にしている彼が受賞した事は誇りに思う。

今日もYunさんSHUと僕との3人で本流に向かった。
考えてみると、9月に入ってから本流には何度か来ているけれど、3人で来たのは久しぶりだ。
2週間前に一面白い花を咲かせていたそば畑は、もうじき収穫を迎えるのだろうか、すっかり黄金色に染まっている。
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今日の本流は、どこも鮭に占領されているためか、ニジマスの反応は悪い。
そんな中、SHUさんが小型のニジマスを上げるがあとが続かない。
でも、秋晴れの中、大好きな本流でロッドを振れるのはとても気持ちが良い。
ここ独特のブゥーンと唸るような音も、川の流れる音とマッチしていなくもない。
徐々に下り中洲で一休みすることにした。
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僕は今日、この中洲でYunさんのお祝いをしたくて準備をしてきたのだ。
スパークリングワインとクラッカーとオイルサーディン・ハムペーストのささやかなものだけれど、どうしてもここでしたかった。
こんな遊び方が僕たちのスタイルだから、Yunさんのお祝いには最適な場所だと思ったのだ。

本流は、その後もニジマスの気配は多少あるものの、僕たちのロッドを曲げることは無かった。
午後からは、予定通り鮭を狙って積丹半島に向かった。

日曜の午後のせいか、結構な混みようで家族連れもいる。
鮭の背びれがあちこちで見えるのだけれど、最近の例に漏れずサッパリ口を使ってくれない。
時々見える魚体もかなり色が付いている。
遠くで綺麗な個体がジャンプしているけれど、いつまで待っても岸寄りしてこなかった。
残念だけれど、今日は諦めるしかないようだ。

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いつも良い釣果とは限らないけれど、相変わらずいつもの仲間との釣りは楽しいものだ。
その仲間のYunさんが、blogコンテストで金賞を受賞した。
そして僕たちが大好きなフィールドでお祝いすることが出来た。
僕は十分満足だった。
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by abu-z4 | 2006-09-24 21:32 | 釣り | Comments(4)
2006年 09月 17日

オホーツクのサーモンフィシング

金曜の夜、サーモンキャンプに参加するYunさんがドライブする車を、日帰り組のSHUさんと僕はただひたすら追いかけ北へ向かう。
オホーツク海は穏やかな表情を見せている。
これからどんなドラマが待っているのだろう。
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もう既にロッドを振っている人達の近くで、サーモンのライズが確認できる。
僕たちもそれぞれの期待を胸にキャストを始めた頃、ようやくオホーツクの海に陽が昇る。
間もなくして3人共にバイトがあったが、うまくフッキングしない。
他の何人かがキャッチしていたが、かなりの数のサーモンが確認される割には反応が悪い。
きっと魚体の色から想像するに、以前から岸寄りしている群れなんだろう。
とても届かないような沖では、銀色の魚体が元気良くライズしているのが見える。
4時間程も振っていただろうか、周りの人達も釣れているようではなかったので、他のポイントに移動することにした。
川の流れ込みが有るここは、左にエサ釣りの人達、右にフライ・ルアーの人達がキレイに分かれている。
こうゆう場所に慣れていない僕は、不思議に思いながらも右端に入ってみた。
すぐにサーモンは確認できたが、ここも岸寄りしている群れはかなり色づいている。
時折ロッドに反応はあるが、おそらくスレなんだろう。
全く食い気の無いサーモンを前に、僕たちはお手上げ状態。
ここでSHUさんと僕は、キャンプに参加のYunと別れ、サーモンを諦めてオホーツク海に流れる川でニジマスを狙うことにした。
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春・夏に何度か訪れたこの川は、ここ数日で減水したらしくポイントは限られているようだ。
放流物が多いここは、春にはヒレの切り取られた固体が数多く見受けられたが、やはり反応が悪い中ようやくキャッチした30cm前後のニジマスは、綺麗に揃ったように見えたヒレが胸ヒレだけ小さかった。
その後も同じようなサイズのニジマスを1匹釣る事ができたが、お目当てのカラフトマスやサーモンの産卵を狙う大型のニジマスに出会うことはできなかった。
一睡もしていない僕たちは、脱力感と睡魔と闘いながら帰路につくこととなった。
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by abu-z4 | 2006-09-17 23:24 | 釣り | Comments(4)
2006年 09月 10日

雨のち雨

AM5:00SHUさん宅に到着、風が強い。
本流に付く頃には、きっと雨が降りだしているにちがいない。
今日は終日クローズドトップのままになりそうだ。
出発して間もなく、風が弱まると同時に雨が降りだした。
僕のオープン2シーターアウトドア仕様?が、本流のいつもの場所にお腹をスリスリしながら
到着。
準備をしていると、遠くで雷の音と光が・・・・・・
雨脚が強くならないうちに始めよう。
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少し濁っているが、問題はない。
相変わらず雨が降っているが、雷は遠ざかったようだ。
30分、1時間、SHUさんにも僕にも何事も起こらない。
僕が流していたミノーが、下にいたSHUさんの近くで根掛りしてしまった。
失礼してSHUさんの横に立ち、ロッドを煽るとうまく外れそのままリトリーブ。
HIT!!!ニジだー
しかし、数秒のやり取りでバラシてしまった。
結局雨に濡れた以外、何も起こらなかった。
時間はまだ早かったが、今日の本流はこれであきらめることにした。
昼食後、僕たちが以前によく通っていた場所に移動。
ここは、いつもの本流の上流域で、小型ながら魚影が濃く、僕たちは「保険」なんて言っていた場所だ。
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相変わらず雨は降り続け風も強まってきたが、すぐにアタリがあった。
流石「保険」だな、なんて思っていたら後が続かない。
甘く見ていた僕たちをあざ笑うかのように雨脚は強まってきた。
結局、SHUさんも僕も10cmほどのヤマメを仲良く1匹ずつ釣って終了。
確かに「保険」にはなったが、保障の小さい保険ではあった。
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by abu-z4 | 2006-09-10 20:09 | 釣り | Comments(5)
2006年 09月 03日

Satisfaction

キャストを開始してから15分ほど経っただろうか。
Yunさんに早速アタリが、でもうまくフッキングしなかったらしい。

久しぶりの本流、ライズは少ないが魚の反応は良いようだ。
「ひょっとすると今日はイイかもしれない」そんな事を思いながら今日の釣がスタートした。
しかし、僕のロッドには1時間経っても何の変化も起きなかった。
2時間ほど経っただろうか、反応の無いスピナーに見切りをつけて、瀬尻をフローティングディープのミノーで攻めてみた。
流芯を横切り逆引き状態になった直後、ガツンと強いアタリ。
強めの合わせをいれると、表層で暴れた魚はなかなか良いサイズのアメマスのようだ。
割と簡単に寄ってくるので間違いないようだ、と思ったら近づいてきた魚を良く見るとニジマスじゃないか。
ネットに手を掛けた瞬間、ドラグをジージー鳴らしながらいきなり走り始め、ヒットした地点付近まで戻ってしまった。
呼吸を整えやり直し、ゆっくりとリトリーブする。
何度か水面近くで暴れるのを押さえ込みながら、ラインテンションが緩まないようにロッドをチョッと立て気味にしてネットを握った瞬間、最後の力を振り絞るかのようにまた暴れだしてしまった。
そう、逃げられてしまったのだ。
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遠くで見ていたYunさんが慰めに来てくれたので、ここで仕切り直しの一服。
キャッチは出来なかったけれど、まだ期待はできそう。
上下に分かれて再びキャストを繰り返す。
しかし、その後二人のロッドには何事もおこらなかった。
今日できることは、十分やり尽くしたような感じがしたので、いつもより早めに上がることにした。

クルマに戻るとYunさんが今日もチャイを淹れてくれた。
疲れた体にチャイが染み渡り、フッと空を見上げる。
来る時にあんなに高かった秋空が、いつの間にか積乱雲の夏空に変わっていた。
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by abu-z4 | 2006-09-03 21:58 | 釣り | Comments(11)
2006年 09月 01日

本流に行きたい

とうとう8月は、いつもの本流に行くことが無かった。
水が温んで条件が厳しくなるとはいえ、シーズンインが遅かった分まだ可能性があったはずだ。
例年6月下旬には瀬に小型のニジが付くはずなのに、今年は7月下旬になってもそれがなかった。
雪代の収まるのが遅かったせいか、1ヶ月以上ずれ込んだと思っている。
小型のニジを狙っているわけではなく、良いサイズのものは深場に付くので、ポイントが絞りやすくなるのだ。
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こう言うと、過去に随分釣果をあげているようだが、実はそう思っているだけで実際には良い釣りができていたわけではない。
ただそう信じているだけなのだ。
そう信じて何年も通っているだけなのだ。
どんな結果になったとしても、また信じて期待して通ってしまう。
いろいろ想像しながら、悩みながら、笑いながら、考えながら、無になりながらここでキャストを繰り返す事が僕は好きだ。
水温が高いであろう今、きっと厳しい釣にはなると思うけれど、今度の日曜日には本流に行きたい。
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by abu-z4 | 2006-09-01 20:33 | 釣り | Comments(2)
2006年 08月 28日

知床に行って・・・・・

「相泊」、自動車で行けるのはここまで。
目的地であるこの先の「ペキンの鼻」までは、船に乗り換えて行くことになる。
期待と不安に胸躍らせながら、「第五熊丸」に乗り込んだ。
相泊りまでの景色も雄大なものだったが、ここから先の船から見る景色に僕はしばし言葉を失ってしまった。
世界遺産の一つになったとはいえ、観光地のひとつぐらいに思っていたのが大きな間違いだった。
50年以上生きているけれど、今まで見たことのあるどの景色とも違のだ。
見とれているうちにあっという間に「ペキンの鼻」に着いてしまった。
想像していたよりはずっと快適そうな番屋の掃除を済ませると、僕たちは早速カラフトマスを釣るための準備に取りかかった。
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開始早々、仲間の1人にヒット。
それからは滞在した3日間、ちょっと静かな時間帯もあったけれど、常に誰かがヒットしているような感じだった。
皆の爆釣に比べれば少ないけれど、僕には十分すぎる釣果だったし、1年ぶりにパワフルでスピード感のあるカラフトマスの引を楽しんだ。
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正直なところ、僕が一番感動したのはカラフトマスの引きでも、背びれを見せながら足元から3mほどを沢山の群れが泳いでいる様子でもなかった。
勿論、釣りたくて来たわけだし釣れたわけだし、そのために来たのだけれど・・・・・・
夢中になってキャストする手を休めると、遠く先には北方領土が見える。
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振り返ってみると番屋の背後には、おそらく強風と急斜面のせいで短くて曲がりくねった奇妙な形の木が見える。
いったいどれ程の長い年月を経てこの景色が出来上がったのだろう。
こんなロケーションで釣りをしていることが不思議でしょうがなかった。
釣った魚を仲間の1人が調理してくれた刺身やソテーはとびっきり美味しくて、ついつい弱いはずのお酒もすすんでしまうけれど、ふと電気も水道も電話もつながらない場所にいることに気づく。
決して不安や恐怖感ではなく、仕事や家族のことまでも忘れて、釣る事と食べて飲む事と寝る事だけしか考えていない、本当の自然の中に自分がいる不思議な感覚。
そんなことに一番感動したのだ。
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おそらくヘタクソな写真と稚拙な文章では、知床のことを1/100も伝える事は出来ないと思うけれど、僕にとって思い出の地になったのは間違いないし、また訪れてみたい場所になった。
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by abu-z4 | 2006-08-28 22:02 | 釣り | Comments(11)