2011年 08月 07日

ケガの巧妙

オットットット、下流側に踏み出した右足が、思いの外大きかった沈み岩に引っ掛かってしまった。
右足に流れの抵抗を受け、バランスを崩した。
慌てて踏み変えて右足を下ろした先は、コケでも生えていたのかヌルヌル状態。
上半身が後ろに仰け反り、まずは尻が水面に着く。
いつもだったらここで浮力を受けなんとか立て直すところなのだが、あいにく今回の流れは僕にリカバーの時間を与えてくれることもなく、勢い良く後ろに引き倒す。
脇下まであるウェーダーの上端から尻に向かいスーっと水が流れ込み、更に太ももの裏側を伝いストッキングまで流れ込んでゆく。
こうなるともう水面下の岩に手を突っぱり、立ち上がるより仕方がない。
素早く立ち上がったつもりでも僕の体の背面は十分にびしょ濡れの状態だし、シューズの中ではクチュクチュと足を踏み出すたびに音がしている。
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土曜日早朝、キャストを開始して早々の出来事。
上半身の衣類を一度脱ぎ、できるだけ水分を絞り出すと幸いなことに既に気温が20°C以上になっているためか寒さをそれほど感じない。
異常発生しているアブが無数に飛び交う下で、下半身までケアすることはさすがに諦めることにした。
後は気温が高くなり自然に乾燥するのを待つしかない。
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陽の光が直接僕たちを照らし始める頃には、上半身は既に半乾きの状態にまでなっていたし、下半身はウェーダーの中で水分が全体に染み込み、決して気持ちが良いとは言えないが我慢できる状態。
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気温はグングン上がり、クルマの外気温計は35°Cを示している。
うんざりするほどの暑さに同行の仲間が辟易するなか、僕はまだ湿り気を残したシャツを着ているせいか、気化熱を適度に奪ってくれるおかげで暑さをそれほど感じない。
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気温が徐々に下がる頃には、上半身の衣類は完璧に乾燥した。
3時過ぎの山合の渓は、20°Cを僅かに超えていても水温は低く、長時間のウェーディングで身体は冷えきってしまう。
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ところがどうしたことか、仲間内で一番の寒がり屋の僕が全く寒さを感じない。
どうやらウェーダーの中に残っている湿り気が、適度な保温効果をもたらしているようだ。
そしてそろそろ帰りの時間が近づいてきた。
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突然、願ってもいないグッドサイズのレインボーが僕のロッドを震わす。
おそらくラストチャンス、楽しみながらも慎重にやり取りを続け無事ランディング。
ホッとして腰を下ろした時に、ソックス以外の全ての衣類が乾いていることに気がついた。
一時はどうなることかと心配した今回の釣行は、意外に快適な1日となった。
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by abu-z4 | 2011-08-07 17:46 | 釣り | Comments(2)
Commented by 110-ken at 2011-08-08 20:42 x
abuさん、こんばんわ

久しぶりにお会いすることができましたね。元気一杯のabuさんにお会いでき、楽しいひと時を過ごすことができました。

さて、なにやら「チン」したら、いいニジマスに出会えるそうなのでまだ暑いうちに自分も「チン」しようかな~(笑)
Commented by abu-z4 at 2011-08-09 12:44
110-kenさん、こんにちは。
土曜日はお疲れさまでした、久しぶりにご一緒する事が出来ましたね。
暑いときの「沈」は、確かに有効かもしれません(笑)
でも、ソックスの替えは用意しておいた方がイイかも。


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