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2012年 01月 24日
日曜日、今年初の釣行は道南の漁港。 ロケーションはショアの方が断然良いのは分かっているけれど、のんびりと他のアングラーを気にせずキャストできる漁港も悪くはない。 それにYunさんが先日訪れた際は、随分とアメマスに出会えたようだし・・・・・・・・・ ![]() 早速、Yunさんがロッドを曲げている。 透明度の高い港にアメマスの姿は全く見当たらないけれど、結構な数のアメマスが入っているようだ。 まあ、そのうち同行の会社の同僚と僕のルアーにもアメマスがバイトしてくれるだろう、なんて気楽に考えてキャストを続けるも、まったく反応がない。 ![]() ジグ・ミノー・スプーン挙句の果てにスピナーも登場、手を変え品を変えても状況は変わらない。 その間、水面でバシャバシャと音がするのを何度も聞いた。 振り向くとYunさんのロッドが曲がっている。 ルアーの僕たち2人は、ただただ唖然とするばかり。 どうやらかなり小さな物にしか反応しないようで、1度だけ5gの小さなスプーンに反応があったけれど、うまくフッキングすることができなかった。 シルエットの小さな極小ジグミノーを持ってこなかったことを後悔した。 ![]() 終わってみれば、僕のロッドを曲げたのはジグに反応してきた1匹のカジカだけ。 しかもまだら模様で気持ちが悪い(カジカさんごめんなさい)。 ちょっと心配になる年明け初釣行になってしまった。 2011年 12月 05日
火曜日の朝、職場の僕のデスクにニヤニヤしながらTさんが近づいてきた。 「今度の日曜は行くんですか?」これは行きましょう、と言うお誘いにほかならない。 もちろん僕には断る理由などどこにもない。 但し、長期予報では週末は大荒れだという。 ちょっと心配。 ![]() 堤防の道は除雪されておらず、橋の近くにしか川に近づく術はない。 ポイントを選ぶ余地はないのだ。 ここに来たのは、初めて十勝川のアメマス釣りに訪れて以来だ。 ![]() きっと僕らと同じようにさまよった挙句たどり着いたのだろう、数人のアングラーが既にロッドを振っていた。 残された場所は僅かしかなく、ここでもまた選択の余地はない。 河川敷から、わずかに残る岸辺にすべり台から落ちるように降り立つ。 ![]() こうしてキャストができてアメマスに出会えたのだから満足すべきなのだろう。 スリムなアメマスは、ヘッドシェイクで僕をワクワクさせてくれるし、体長だって決して悪いサイズではない。 ![]() それでもやはり思い描いていた釣りとは明らかに違う。 行きたいポイントに入れないということが、こんなにストレスが溜まるものだとは思わなかった。 雄大な本流を前に、思い切りキャストすることが出来ないのは辛いものだ。 いつも元気なTさんも、心なしか元気がないようだ。 ![]() 今回が今年最後の釣行になるのだろうか。 ちょっと寂しい気もする・・・・・・・・ 2011年 11月 28日
土日は毎年恒例の十勝アメマスキャンプ。 例年のように凍てつく寒さや、身を切るような冷たい風も吹かない。 ![]() 緩やかな流れは、澄み渡った十勝の青空を鏡のように写している。 寒さに弱い僕にとっては、良い条件と言えるかもしれない。 ![]() いつものようにリップの大きなシンキングミノーをスウィングさせようとしても、コツコツと川底を叩く感触だけでスウィング感は全く感じることができない。 どうやら潮の影響のせいで、極端に流れが弱いようだ。 もしかしたら秋の大水の影響で、川底が大きく変化してしまったことも関係あるのかもしれない。 ![]() フライの仲間がリトリーブするように、僕もリップの小さなシンキングミノーをStop&Goでリトリーブしてみる。 いつものようにアメマスらしい明確なバイトではなかった。 根掛かりのように急にグッとミノーが止まる。 ![]() ![]() レインボーのように強烈な走りもジャンプもないけれど、力強いヘッドシェイクでロッドをブルブルと震わせ楽しませてくれる。 スリムなボディに不釣合な大きな尾びれがとても印象的。 ![]() 中にはピックアップ前にリトリーブスピードを上げた途端バイトしてくることもあった。 そんな時だけはバイト直後に反転するのだろうか、ひったくるような強烈な振動がロッドを握る手に伝わる。 ![]() 土日の2日間いくつかのメソッドを試してみたけれど、結局Stop&Go以外でアメマスが反応してくることはなかった。 僕にとっては新しいアメマス釣りのメソッド。 但し、瞬間的な高速リトリーブ時にも安定したウォブリングをしてくれるミノーが必要だと思った。 ![]() 今後も同じメソッドが通用するとは限らなくても、幾つかのミノーを買い揃えて今シーズンは試してみようと思う。 ひょっとしたら寒さで厳しい冬のアメマス釣りが、もっと楽しいものになるかもしれない。 ![]() 2011年 11月 04日
![]() 一体何を食べているのだろう。 流下してくるサーモンエッグだけとはとても思えないし、脱皮したてのウチダザリガニでも捕食しているのだろうか。 最早ここまでくるとグラマーというよりもメタボ体型だ。 ![]() 今年の道北本流レインボーは、今回で最後にしようと思う。 3日の未明、僕たちはそれぞれの期待を胸にキャストを開始した。 ![]() 開始早々、上でロッドを振っていたYunさんのリールから悲鳴が聞こえてくる。 慌てているのは僕の方で、本人は至って冷静。 興奮を鎮めるためなのか、なんとタバコに火を付け始めた。 呆れた僕は、ネットを握り締めたまま暫し彼のやり取りを観察する。 ビッグレインボーとのやり取りの経験が豊富なYunさん、ランデイングのタイミングは良く分かっているようでビッグサイズを難なくネットに収める。 ![]() 仲間のみんなも期待は高まるばかり。 しかし、そうは行かないのは何時ものこと。 気がつくと陽は高く昇り、静かな時間が延々と続く。 ![]() フルキャストを続けていた僕は、肩と腰が痛み始めた。 軽い食事とリールのメンテナンスのために車に戻り、ちょっとだけ横になる。 だけど何時ものようには眠れない。 秋の本流レインボーに出会えるチャンスは今日が最後なのだから。 ![]() 着水した5gスプーンが十分沈むようにラインスラックを多めにし、スプーンが水中でナチュラルドリフトするのをイメージする。 ターンオーバー直前でルアーは最も深く沈んでいるはず。 しかもヒラヒラと。 ![]() グググンと重量感のあるバイト。 今回は高回転型スポーツカーのようなスピード感はないけれど、トルクフルなアメリカンV8のような強引な加速感。 近づいては走り出すを何度も繰り返すのは、ハラハラドキドキしながらも他の釣りでは決して味わうことができない楽しみの一つだ。 前々回の失敗がまだ色濃く記憶に残る僕は、shuさんが握る開口部51cmのサーモンネットにレインボーが収まるまで、最善の注意を払いやり取りを続けた。 ![]() ここではビッグサイズとは呼べない大きさでも、僕には十分達成感に浸れるサイズだし何より楽しませてくれた。 太り過ぎのせいかジャンプこそ見せなかったけれど、瀬のど真ん中で暴れだすようなヤンチャぶり。 楽しくない訳がない。 ![]() 心残りが全くないと言えば嘘になるけれど、今年の本流レインボーはこれで終わり。 また来年も、いや、いつまでもここが豊かな川で在り続けることを願うばかりである。 ![]() P.S 岸辺を歩いている時、無数に横たわるサーモンの死骸の中の一つが目に止まる。 頭部以外は皮が剥がれ、薄いベージュ色の肉が露になっている。 膜が無く骨状態になっているヒレに目を奪われているとき、一瞬何かが動いたように見えた。 なんと口を動かしているではないか。 それは紛れも無くこのサーモンが生きている証でもある。 なんて表現してよいのか、自分が何を感じ何を伝えたいのかも分からないけれど、深く印象に残った光景だった。 2011年 10月 31日
会社の同僚のTさんとは、部署も違うし話す機会はそれほど多くはない。 年齢も大きく離れているし、きっといろいろな嗜好も違うのだと思う。 だけど釣りの話をした時、この人は本当に釣りが好きなのだと感じた。 そして、礼儀正く正直な人だと思った。 そんなこともあり、6月には彼にとって初めての本流釣行に一緒に出かけた。 ![]() 次回の約束をしながらもお互いタイミングが合わず、とうとう今シーズンも終盤を迎えた日曜日、やっと彼の2度目の本流釣行に同行する時がやって来た。 水位も高くベストコンディションとは言えないが、このタイミングを逃したら、おそらく彼が今年中に初の本流レインボーに出会える機会はないだろう。 ![]() 薄暗くて川底の見えない重い流れに戸惑いながらもキャストを開始した。 前回同行した際、全くの我流ではあるけれど僕の知りうることはすべて伝えた。 後はラインに神経を集中しルアーの動きを感じ取れれば、きっと今まで経験したことのない時間がやってくるだろう。 ![]() 僕は心配していなかったし、実際にその通りになった。 流石に1度目のチャンスが多くの人がそうであるようにフックアウトしてしまっても、もともと器用な彼は2度同じ過ちを繰り返さない。 僕の差し出したネットに収まったのは、体高のあるグッドサイズの本流レインボー。 ![]() 普段あまり感情を表に出さない彼だけれど、この時ばかりは興奮と感激を隠せない。 しかし、それはこれから始まるプロローグだった。 ![]() なんと彼はその後も3匹の本流レインボーをヒットさせてしまったのだから。 でも、写真をとっている間に彼の表情が曇り出す。 なんのことはない、彼同様に疲れきったレインボーのダメージを心配しているようだ。 しかし彼の心配をよそに60クラスのレインボーは、悠々と流れに戻っていった。 ![]() 残念ながら最後の1匹は姿を見ることすら叶わず、おそらくスリットの深みに逃げ込まれてしまったのだろうけれど、それはまた本流レインボーに出会うモチベーションになるだろうし、ネットに収めることができたレインボーよりもTさんのANNIVERSARYの要因になるのかもしれない。 2011年 10月 18日
このブログを始めて、5年が経過した。 その間、ドラグの調整が悪くてチャンスを逃したことが何度あっただろう。 全く僕は学習能力というものが低いらしい。 ![]() 日曜日、たった一度だけ訪れたビッグチャンス。 またやらかしてしまった。 ![]() この夏新調したアングロのロッドは、軽く美しいうえにパワーがあり、えもいわれぬ素晴らしさ。 前回釣行の後、リールのメンテナンスをしラインも巻き直した。 ルアーのフックは新しいものに取り替えた。 そして、ドラグの調整をしっかり行いキャストしていた。 ![]() 何度も繰り返す走りに不安を抱き始め、調整していたはずのドラグを締めこんでしまった。 レインボーの行く手に大きな倒木があったのも、僕の冷静さを失わせる要因だったかもしれない。 強引に引き寄せたレインボーが水面近くに浮かび上がり、美しいレッドバンドを見せつけ反転した・・・・・・・・・ ![]() ラインを回収した後、自分の手でそのラインをリールから引き出してみる。 とんでもなくキツい。 いったい僕は、今まで何を学んできたのだろう。 2011年 10月 03日
日曜日は、友人というよりも恩師のNAKAさんと北の本流へ行く予定だった。 土曜日に打ち合わせの電話を入れると、NAKAさんの声は明らかに鼻声。 川の状況や天候、なによりNAKAさんのコンディションを考えると、残念だが中止にせざるを得ない。 ![]() そこへYunさんからの電話。 川は無理だから道北のダム湖へ行きましょう、とのお誘い。 以前に2度だけ行ったことのあるそこは、比較的往復が楽なこともあり,明日の仕事にも差し支えることもない。 今週末に用事があるため釣りに出かけられない僕は、キャストを楽しむだけでもいいかな、程度の気持ちでお誘いに乗ることにした。 ![]() もともと止水をめっぽう苦手としている僕は、何らアイデアもなくただ付いていくだけ。 まあ小さなレインボーに1匹でも出会えれば良いなぁ、などと思いながらキャストを開始する。 やや離れた右手に入っているYunさんの方を振り向くと、1投目からロッドが撓っている。 ![]() わずかに遅れて僕にもレインボーがヒット。 それは、エキサイティングな1日の始まりだった。 ![]() ![]() 朝2°Cだった気温は、日中でも10°Cほどにしか上がらず、おまけに肌を切るような冷たいが風が吹き降ろし、時折大粒の雨がジャケットをびしょ濡れにする。 それでも夢中になってキャストを繰り返した。 ![]() ![]() 予想外の展開に驚きながらも、心行くまで楽しませてもらった。 本流レインボーの釣りをできなかった僕たちは、果たして運がないのだろうか、それとも・・・・・・・・・・・ ![]() ![]() 2011年 09月 25日
直前にサーモンの死骸を見たせいか、この重くて力強い走りは、残念ながらサーモンに違いないと思う。 僕は本流としては短めのロッドをいたわるように慎重にやり取りを開始した。 ![]() ![]() 金曜日、朝一番に入ったのは、Yunさんshuさんと何度も訪れたことのあるお気に入りのポイント。 先週はYunさんと2人で訪れたけれど、3人で来たのは久しぶりだ。 いつものように1列に並び畦道を本流に向かって歩く。 増水で河畔の草木がなぎ倒され、いつもの入渓ポイントよりも上流が見渡せる。 僕はなんとなくいつもより上流から入渓してみたくなった。 ひょっとしたら準備しているときに見かけたアマガエルが、僕にそうするように教えてくれたのかもしれない。 数年前3人で訪れた時と同じように・・・・・・・ ![]() そろそろ姿を確認したくてロッドを起こすと、今度は上流に向かって走り始めた。 そんなことを2・3度繰り返しただろうか、しびれを切らし少しドラグを締め込み強引にロッドを起こすと、ゆっくりと魚は浮かび上がり徐々にその姿を現す。 「レインボーだ!」思わず叫んでしまった。 ![]() ![]() 確認できたのも束の間、またレインボーは潜り込み走り出す。 とても自分でランディングする自信はない。 大声で叫び下流側にいるYunさんにランディングをお願いした。 まるで数年前と同じように。 ![]() ![]() 先日来の増水は、ここ10年間ではありえなかったような濁流となったはずだ。 生き延びているだけでも不思議なのに、ほとんど傷が見当たらず見事な体高を保っている。 僕の想像を遥かに超える逞しさを、本流のワイルドレインボーは持ち合わせているようだ。 ![]() ![]() その日の朝、キャストを開始してほんの30分程度に起きた事で、それが全てと言っても良いような1日だったけれど、2日後に誕生日を控えた僕に、少し早めのアマガエルからのプレゼントだったのかもしれない。 2011年 09月 18日
秋の本流レインボーを楽しみにしていたアングラーは、もちろん僕だけじゃなく大勢いるはず。 ところが9月に入ってからというもの、記録的な集中豪雨をはじめとする長雨に、全国の河川は多くの災害を被ることになった。 道内の河川もその例外ではなく、所によっては平常時に比べ3m以上水位が上がったところも珍しくはない。 それでも何処かでロッドを振りたい。 友人と相談した結果、近郊のいつもの本流へ出かけることにした。 ![]() 水位は予想通り高めだけれど、濁りは心配したほどではなく十分釣りができる状態だ。 ![]() 周囲を見渡すと、豪雨の爪痕があちこちに見受けられる。 くっきりと残る増水による土砂のラインは、どう少なめに見ても2mは超えているし、場所によっては3mを超えているところも数多くあった。 ![]() 底石はぬめりがなく奇妙なほど滑らず、激流により押し流されたことを物語っている。 ![]() こんな状態になっていても、シャローには多くの稚魚が群れをなして泳いでいる。 彼らの逞しさに驚かされる。 ![]() すっかり渓相が変わってしまったお気に入のポイントも、幸いなことにレインボーが生き残っている。 いつもだったらがっかりするような小型のものに出会っても、今回ばかりはよくこの過酷な状況を生き抜いてくれたものだと愛おしくなってしまう。 ![]() 秋のビッグサイズレインボーには程遠い釣りだったけれど、友人も僕も久しぶりに訪れた本流で十分に楽しませてもらうことができた。 2011年 08月 30日
アングラーは、疑うことを知らない。 ![]() 少々濁りがあってもこれぐらいは問題ないと考え、徐々に良くなるだろうと思う。 ![]() 水温が高めであれば、瀬に入っているか深みにいるだろうと思う。 ![]() そしていつかグッドサイズのレインボーが反応するだろうと思う。 ![]() それでも反応がなければ、ポイントを変えてみる。 ![]() そこでも反応が得られなければ更に移動を繰り返し、きっとどこかでレインボーに出会えることを信じて疑わない。 ![]() そして日が暮れる。 ![]() 今日とは違う明日を信じ、深い眠りにつく。 ![]() 新しい1日は、希望で胸が膨らむ。 ![]() ドラマチックなエンディングがやってくることを期待して。 ![]() やがて体力と気力は底をつき、諦める決心をする。 ![]() それでも次回は、きっとどこかでグッドサイズのレインボーに出会えることを疑わない。 |
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